ミュージシャンが作りだしたアルターエゴ(別人格)|ポップスター編

コラム

みなさん調子どうですか、こんにちはです。

この記事では、ミュージシャンが自らの別人格として作りだした、アルター(Alter Ego)について紹介するとともに、ロックの歴史において、最も有名なアルターエゴを7人、解説していきます。

▶︎ロック編とヒップホップ編もあるので、そちらと合わせてぜひご覧ください。

アルターエゴ(Alter Ego)とは?

アルターエゴは君の中にもある

ミュージシャンが意図的に作りだした、自分自身の中にある別人格やキャラクターのことをアルターエゴと言います。難しいと思うかもしれませんが、そのカラクリは案外単純、と言うかみなさんの日常生活にも似たようなものがあるはずです。

例えば、会社勤めのサラリーマン。彼らは会社ではスーツをビシッと決めて、しっかりとした社会人としての言葉を使い、もしその人の役職が高いのなら、部下には歯を見せないなどの堅いイメージを持たれているかもしれません。しかし、家に帰れば家族がいて、妻には夫として(笑顔のない夫なんて嫌なはずだ)求められる振る舞いをし、もし子どもがいるならば、敬語など使わずフランクに、そして時には口元が緩んでしまうかもしれません(子どもが可愛ければ)。

このように人が日常生活を送る上で、場面やコミュニティによって、あたかも人格が変わったかのように自分自身を使い分けるのは、よくあることではないでしょうか。

あなたが学生の頃、厳しい先生と緩い先生を見分けて、タイプによって対応を変えることはよくあったことでしょう。それが道徳的にどうかという話は一旦は置いておいて、自分の人格を変えるように場面によって自分自身を使い分けることは、人が社会生活を営む中でより良く生きるための方策と言えます。

ミュージシャンは音楽産業に身を置く中で、それらと同じように自分自身を使い分けることをしていて、それがアルターエゴと特別なラベリングをされているに過ぎません。ミュージシャンがアルターエゴを表出させる理由には、「個人としての自分とダークサイドの自分を分けるため」、「スターとしての自分と距離を置き、個人としてのプライベートを守るため」、「楽曲やアルバムのコンセプトとして」など、様々な理由があります。が、いづれにしても彼らのアルターエゴは、往々にして音楽をより際立たせるものとして機能しています

ポップスターにおけるアルターエゴ

ロック編、ヒップホップ編に続き、それらには収まらない層をこの記事にまとめておきました。おまけ的な感じになりますが、楽しんでくださいませ。

 

ポップスターにおける有名なアルターエゴ

レディー・ガガ:”ジョー・カルデローネ”

レディーガガのスタイリストを務める、ニコラフォルミケッティによって考案されたのが、”ジョー・カルデローネ”と呼ばれる、イタリア系の男でレディーガガの彼氏、という設定のアルターエゴ

ちなみに、ニコラフォルミケッティは著名なファッションデザイナーで、DIESELなどのディレクターを務めるほどの人物で、長年レディーガガのスタイリストをやっています。かの有名な生肉ドレスは彼の考案です。

このアルターエゴは2011年のMTVミュージックアワードに登場し、ジョーカルデローネになりきった彼女は、インタビュー中も常に不機嫌そうにしながらFワード連発する(そういう設定なのでしょう)など、場を沸かせ(困惑??笑)ました。

ビヨンセ:”サーシャ・フィアース”

ビヨンセがステージに上がると現れる別人格に名付けたアルターエゴ。ビヨンセがステージでのアグレッシブなスーパースターであることと、日々の生活での自分自身を切り分けるために生み出されました。時にはステージ上でビヨンセとサーシャフィアースでバトルを繰り広げることもあります。

マライア・キャリー:”ビアンカ”

マライアキャリーのヒットソング”Heartbreaker“で初登場したアルターエゴ。マライアキャリーの彼氏を寝取った悪女という設定です。ポップスターのアルターエゴはくだらない設定が多い気がしましね…

ちなみに2016年にも自身のInstagramで彼女を再登場させるなど、今でもたまにネタにされることがあります。

マイリー・サイラス:”ハンナ・モンタナ”

彼女がディズニーチャンネルで主演した”シークレットアイドル・ハンナモンタナ”のハンナモンタナは、彼女のノーマルな部分を対比される、ロックスター的なアルターエゴです。この番組はいわゆる10代向けのテレビドラマで、当時から人気を呼び彼女をスターダムに押し上げました。

そんな彼女も今では、コーチェラのような世界的なフェスティバルに名を連ねるスーパースターになりましたね。

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