今更だけど”グラミー賞”ってなに?仕組みや見どころなどなど

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今年も12月に入り年末の時期になってきました、1月に入ればアメリカではかの有名なグラミー賞の授賞式がとり行われます。そこでこの記事では今更ながらグラミー賞とは何か?見どころなどとともに紹介して行きたいと思います!

そもそもグラミー賞とは?

日本でもグラミー賞という単語はニュースで目にすることはあると思いますが、その賞が実際になにを意味しているか知っているひとは意外と少ないのではないでしょうか、グラミー賞とはテレビにおけるエミー賞、舞台におけるトニー賞、そして日本でもよく知られたアカデミー賞と同列のものとして扱われています、簡単にいうとグラミー賞はアメリカ音楽産業において優れた作品ををつくりあげた人物や、音楽という文化の振興や発展に貢献した人物に対して与えられる、世界でも最も名高い音楽賞のひとつとして知られています。

グラミー賞の由来

当初は蓄音機(Phonograph)を発明したトーマスエジソンへの敬意を評して”エディー賞”となる予定でしたが、最終的にはエミールベルリナーが発明した蓄音機(Gramophone)にちなんで”グラミー賞”となりました、受賞者には蓄音機が形取られたトロフィーが授与され、多部門受賞したミュージシャンがトロフィーを抱えて撮られる構図はお決まりになっていますね。

どんな仕組み?

グラミー賞にはまず…
Album of the year(最優秀アルバム賞)
Record of the year(最優秀レコード賞)
Song of the year(最優秀楽曲賞)
Best new artist(最優秀新人賞)

という目玉となる部門が存在します、日本がニュースで取り上げる場合は大体このどれかの部門のことを言っていることが多いように感じます、そしてこの部門は”主要四部門”と呼ばれ多くの音楽マニアの注目を集めるで、また審査基準にはロックやジャズなど特定のジャンルに縛られないという特徴があるので実質この賞を受賞したミュージシャンはその年アメリカの音楽産業において最も傑出していたという名誉を得られます。
またグラミー賞にはたくさんの部門がありロックやラップなどのジャンル的な区分けからプロデューサーに対する部門、果ては特別功労賞などなど、その数は約80部門にも及び、部門数の多さは毎回議論されてきたことで2012年には100以上あった部門から78まで大幅に削減されたりしながら毎年マイナーチェンジを繰り返しています。

見たいのだけれど

アメリカでは現在CBSが放映権を持っていてスーパーボールなどのイベントに次ぐ視聴者を誇る人気番組となっているが日本では毎年WOWOWで放映されています、今年も例によって同時通訳で生中継されその日中には字幕版が放映される見立てとなっています、なのでグラミー賞が見たければWOWOW加入を検討しましょう(筆者は決してWOWOWの回し者ではありません)、それが無理な場合はYouTubnで大体その年のグラミー賞をざっとおさらいするためにまとめられた動画が挙がっているのでそれを見るのがいいでしょう。

見どころ

グラミー賞は授賞式ですが、ただ偉そうな人が立って受賞者の名前を呼び自分たちのような一般人たちには価値のわからないようなトロフィーを授与するだけの退屈なイベントではありません、アメリカの音楽産業を象徴するイベントだけあって豪華絢爛でここでしか実現できないことがたくさん起こる素晴らしいイベントです。
まずなんと言っても一流ミュージシャン達のコラボレーションによる一夜限りのパフォーマンスでしょう、エミネムとエルトンジョン、イマジンドラゴンズとケンドリックラマーなど、ジャンルの垣根を軽々飛び越えたビッグなコラボレーションが毎度目白押しです

YouTube

Eminem and Elton John-Stan

またパフォーマンスには幾分の政治的ないしは社会的なメッセージも含まれていることが多いです、2015年ではトレイヴォンマーティン事件など黒人の尊厳を軽んじる事件が相次ぎました、そこで2015年度のグラミー賞では警官に撃たれ無抵抗の黒人を装ったファレルウィリアムスがハッピーとは程遠いパフォーマンスを行なったことで話題を呼びました。

Pharrell's 'Happy' 2015 Grammys Performance!

Pharrell Williams-Happy(Grammy 2015)

このように音楽が常に社会的なメッセージを伴った表現であることを前提としてグラミー賞のパフォーマンスは常にその当時の社会情勢を反映したつくりになっています、2018年度のグラミー賞はまず間違いなくトランプ政権に対するアンサーがスペシャルなパフォーマンスとともに行われるのではないでしょうか。

 

また、グラミー賞は生中継なので予期しないで起こるハプニング(半ば放送事故)もリスナーとしては注目したいところです。
2017年度のグラミー賞ではアデルが主要3部門を制しましたが、突然トロフィーを真っ二つにしました、これは妊婦ながら”レモネード”という圧倒的なアルバムを作り上げるも受賞を逃したビヨンセに対するリスペクトを意図していますが、トロフィーが真っ二つに割られるという事態は予期せぬものだったでしょう。

Adele Wins Album Of The Year | Acceptance Speech | 59th GRAMMYs

Adele-Wins Album Of The Year

カニエウェストはベックが2015年度の最優秀アルバム賞を受賞して登壇した際に突然ベックの目の前まで迫り何やら納得のいっていないような雰囲気を醸し出していました、無断で受賞の邪魔をした彼にベッグは怒るどころか「こっちに来い、助けが必要だ」と招き入れる大人の対応、ミュージシャンにとってはグラミー賞は大変な名誉であり、キャリアにおいても受賞というシーンは最も重要な瞬間であるはずです、そんな場面に泥を塗るような行為をしたにもかかわらずこの冷静な対応、2015年度グラミー賞のハイライトのひとつです。

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余談ですが、ベックはカニエウェストを偉大なラッパーだと賞賛しているし、カニエはこの賞を受賞したベックの”モーニングフェイズ”を気に入っているという面白い後日談もあります。

 

また、ミュージシャンのコラボレーションだけでなく賞の受賞者を読み上げるプレゼンター役にも豪華な顔ぶれが揃っています。例えば上記のベックが受賞した最優秀アルバム賞でのプレゼンターはプリンスが務めました、そこで「アルバムってまだ覚えている?」と始まる数秒間にしか満たないこのスピーチにはYouTubeやダウンロードなど聴き手の変化や2015年最大のテーマであった黒人の尊厳など、メッセージ性や皮肉に富んだものでした、2015年度グラミー賞のハイライトにも度々挙げらる瞬間です。

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まとめ

ここまででいくつか注目点をあげつらっていきましたがやはり最大の見どころはミュージシャンの”受賞シーン”そのものもではないでしょうか、名前が読み上げられたときに受賞者の曲がかかりゆっくりと(あるいは走って)登壇し、今までサポートしてくれた家族やパートナーに対してしっかりと感謝の念を述べる、その顔の多くは今まで音楽を作ってきて良かったというある種の達成感のようなもので満ち溢れています、グラミー賞が単なる授賞式でありながら多くの人々を魅了するイベントたらしめているのは、やはりその受賞した瞬間の背後にはそれぞれに様々な感情やドラマが潜んでいるからではないでしょうか。

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