ケミカルブラザーズのおすすめ|ロックとダンスの融合 後編

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The Chemical Brothersとは?

※この記事には前編があります、前編はこちらから※

The Chemical Brothers(ケミカルブラザーズ)とは、イギリス出身のダンスミュージックデュオです。90年代における、主にイギリスを中心として巻き起こった、ロックンロールのビートとテクノやエレクトロニックミュージックを融合した、”ビッグビート”と呼ばれるジャンルの代表的なミュージシャンとして知られています。

彼らの音楽は、サンプリングを使用したヒップホップのようなスタイルから、ロックンロールやテクノミュージックまで多岐に渡ります、その雑多性は、まさにイギリスの音楽的文化が産んだ、大きな特徴と言えるのではないでしょうか。

ちなみに、彼らはマンチェスター出身であり、同じく90年代に出現したロックバンドのOasisと同郷であります。その縁もあってか、ボーカルのNoel Gallagher(ノエルギャラガー)とは2回に渡って、コラボレーションを果たしています。

この記事では、彼らのおすすめ曲について、リリースされたオリジナルアルバムの時系列に沿って、紹介していこうと思います。なお、この記事は後編と称して、彼らのオリジナルアルバム8枚のうち4枚から記事公開時点での最新作に当たる8枚まで紹介させていただきます。

 

The Chemical Brothersの聴くべき曲

Push The Buttonのおすすめ

彼らの5枚目のスタジオアルバムに当たるのが、今作のPush The Button(プッシュザボタン)です。グラミー賞の最優秀エレクトロニック/ダンスアルバム部門を受賞するなど、高評価をさらい、”Galvanize”などのシングルカットも、UKシングルチャートにてチャートインするなどセールス面での成功も収めました。

 

 

“Galvanize”  Ft.Q-Tip

The Chemical Brothers – Galvanize (Official Video)

アメリカのヒップホップグループであるA Tribe Called Quest(ATCQ)のメンバー、Q-Tip(Qティップ)とのコラボレーションです。日本でもテレビで流れたりすることが多い曲なので知っているという人もいるのではないでしょうか、彼らを代表する曲のひとつです。

印象的なイントロのサンプリングはNajat Aatabouの”Hadi Kedba Bayna“(52秒頃~)という曲です。

 

“The Boxer”

The Chemical Brothers – The Boxer (Official Music Video)

同じくイギリス出身のロックバンドであるThe Charlatans(シャーラタンズ)のリードシンガーTim Burgees(ティムバージェス)をボーカルに迎えた楽曲です。

彼らのアルバムの中でも、歌モノの割合が多い今作ですが、その中でも自信を持っておすすめできる曲です。

 

We Are The Night

この6作目は、前作と同様にグラミー賞の同部門を受賞しました。しかし、前作と比較すると評価はポジティブなものとネガティブなもののふたつに分かれた印象がありますね。今までの彼らの作品には、”ビッグビート”とか”デジタルロック”など、わかりやすい形容があったので、評価もそこまでブレがなく、安定していましたが、今作は”夜”という非常に曖昧なテーマなので、初めて聴くと、一瞬戸惑うような感覚があったように思います。

 

“Do It Again”

The Chemical Brothers – Do It Again (Official Music Video)

今作のシングルカットです、UKのシングルチャートでは最高2位まで到達するなど、ヒットを記録しました。なお、このミュージックヴィデオは、同じくイギリスのビッグビートを代表するミュージシャンとして知られるFatboy Slim(ファットボーイスリム)による”Ya Mama“のミュージックヴィデオとの類似が指摘されています。確かに似ていますね。

 

“The Salmon Dance”

The Chemical Brothers – The Salmon Dance (Official Video)

タイトルもミュージックヴィデオもふざけていますが、例えばFatboy Slimもそうなんですがいわゆるビッグビート系のミュージシャンって、結構こういうコメディタッチの曲を作ったりするんですよね、しかもそれが、結構彼らの中でもよく知られた部類の曲になったりするから、面白いものです。

 

“The Pill Won’t Help You Now”

The Chemical Brothers – The pills won't help you now

このアルバムを最後を飾る曲です。”薬は今、あなたを助けない”というタイトル、シンプルに考えれば、ドラッグに対する言及に取れますが、考えようによっては様々な解釈ができる面白い曲に仕上がっています。彼らは基本的に、クラブライクなゴリゴリのダンスミュージックをやっているので、基本的にメッセージ性を重要視していない感じはありますが、この曲のように、たまにこういった深めの歌詞も作るんですよね。

 

Furtherのおすすめ

今作は、The Chemical Brothersの最高傑作としても呼び名高いアルバムです。収録されている曲それぞれが途切れ目なく繋がっているので、ぜひアルバムを手にとって、最初から最後までの流れを意識して聴いてほしい作品です。

 

 

 

“Swoon”

Swoon – The Chemical Brothers

これほど、アルバムのオープニングナンバーに相応しいと思える曲があるでしょうか。彼らの音楽に美しさのようなものが垣間見えるのは本作が初めてではないでしょうか。

ドイツのDJである Boys Noise(ボーイズノイズ)のリミックスもなかなかかっこいいのでここで紹介しておきます。

 

“Another World”

The Chemical Brothers – Another World (Official Music Video)

彼らの音楽が、宇宙(Another World)へ行ったのだと感じさせる曲です。

 

Born In The Echoのおすすめ

記事公開時点における、彼らの最新作がこの”Born In The Echo”(ボーンインザエコー)に当たります。 前作の最高級の高評価から一転して、今作はまたもや、肯定的評価と否定的評価がまっぷたつに分かれました。とはいっても、Q-Tipなどの馴染み深いコラボレーションが実現したり、またSt. Vincent(セントヴィンセント)やBeck(ベック)などなど、新たな大物ミュージシャンとのコラボレーションも目白押しなので、作品の充実度でいったらかなり満足度の高い仕上がりになっていると、個人的には感じました。

 

“Go” Ft.Q-Tip

The Chemical Brothers – Go (Official Music VIdeo)

アナログシンセバリバリのサウンドにQ-Tipのボーカル、これぞThe Chemical Brothersのシグネチャーサウンドと言ったところですね。ミュージックヴィデオもMIchel Gondly(ミシェルゴンドリー)が監督しているあたり、懐かしさを感じずにはいられませんね。

 

“Under Neon Lights” Ft.Vincent

The Chemical Brothers – Under Neon Lights (Official Audio)

アメリカのミュージシャン、St.Vincent(セントヴィンセント)とのコラボレーション曲です。このアルバムは彼女のような新しいミュージシャンを招聘している曲もありますが、多くは過去にコラボレーションしていたり、親交の深かったミュージシャンをフィーチャリングしている印象ですね。

 

“Wide Open” Ft.Beck

The Chemical Brothers – Wide Open ft. Beck (Official Music Video)

このアルバムの幕引きは、アメリカのオルタナティブロックシーンを牽引し続けたBeck(ベック)とのコラボレーションです。このノスタルジックな雰囲気に対して、多くの評論家はあまり良い評価を下しませんでしたが、普通に良い曲だと思うのは自分だけでしょうか。ともに90年代におけるアメリカとイギリスの代表的ミュージシャンですが、ふたりがこうして現代においてコラボレーションを果たすのは素敵な話だとは思いませんか。

 

終わりに

いかかでしたか、The Chemical Brothersのおすすめ曲について、紹介させていただきました。彼らが分類されるビッグビートと呼ばれるジャンルには、他にもFatboy Slim(ファットボーイスリム)やGroove Almada(グルーヴアルマダ)、また音楽性は違いますが、当時同じ扱われ方をしていたUnderworld(アンダーワールド)など、まだまだ有名なミュージシャンがたくさんいるので、機会があれば、彼らのことについても、記事にしていけたら良いなぁと思っております。

※この記事には前編があります、前編はこちらから※

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