Cigarettes After Sexのおすすめ曲|ノスタルジック

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みなさん調子どうですか、こんにちはです。

今日の記事ではCigarettes After Sex(シガレッツアフターセックス。)について紹介していきたいと思います。

YouTubeから人気の火がついた(と思われる)、注目のバンドです。映像喚起的な彼らの楽曲には、様々な映画をミックスした非公式のMVなども数多くアップロードされていて、面白いですね。陰鬱な気分の時、さらに深い暗さを求める人にはピッタリの音楽だと思います(ほどほどにね)。

そんじゃいくぞーーー

アンビエントでノスタルジックなポップミュージック

そもそも誰???

Cigarettes After Sex(以下CAS)は、テキサスのエルパソにて結成され、現在はニューヨークのブリックリンを拠点に活動している4人組のバンドです。結成した張本人はGreg Gonzalez(グレッグゴンザレス)で、他は何度かのメンバーチェンジを経ての人員なので、実質、彼がフロントマンを務めるワンマンバンドと言っていいでしょう。

彼らの音楽性の特筆すべき点は、ノスタルジックでセンチメンタルな「悲哀」に満ちた音楽でありながら、それらが見事に、大衆受けするようなポップ・ミュージックへと昇華されている点です。「ノスタルジー」といったキーワードをもとに、マイナスな感情を前面に押し出つつ見事なポップスへと押し上げたのは、Adele(アデル)の”Someone Like You“などの楽曲がよく知られていますが、彼らの音楽にもそういった類の雰囲気が感じられますね。彼らの楽曲は、聴き手が持っている負の側面を引き出し、それらの感情をさらに深いところまで誘うような性質を持っています。

“Sleazy-Sweet Hazy Romantic Ballads.”

くだらなくて甘い、ボヤけたようなロマンチックバラード。(拙訳)

インタビュアーに、「一言で自分たちの音楽性を表すと?」と聞かれた際の回答です。この答えこそが、バンドの音楽性をよく表していると思います。

なぜここまでネット上でヒットした?

まず彼らが、YouTube上でその人気に火をつけたということ。彼らこそ、Googleの偉大なレコメンド機能が生んだ、21世紀形のスターと言えます(言い過ぎだな)。しかしこういったように、誰かが仕掛けずとも、コンピューターやソフトウェアのプログラムやアルゴリズムによって、勃発的に注目が集まるというのは非常に面白いことだし、ここまでテクノロジーが自分たちの日常生活に密着した現代でなければ、起こり得なかったことなのは間違いないでしょう。

YouTubeで彼らのバンド名を検索すればわかりますが、楽曲の多くが非公式でアップロードされ、その動画が一番聴かれています(公式のチャンネルでも公開されてますが)、代表曲である”Nothing’s Gonna Hurt You Baby”は、非公式の動画がなんと再生回数9000万回を超え、もうじき1億回へと届きそうな勢いです。また、MVも非公式の動画が多くアップロードされており、「ロストイントランスレーション」や「ヴァージンスーサイド」(どちらもソフィアコッポラによる映画)のような、映像で魅せるタイプの映画が挿入されています。彼らの楽曲が、いかにYouTubeなどのネット上で注目を集め、多くの人を魅了しているかがわかりますね。

さて、そこでなぜ、ここまでの注目を集めるに至ったのかについて、書いていきましょう。

先ほど書いたように、彼らの音楽性は、非常にノスタルジックでメランコリックな、悲哀に満ちた音楽です。彼が影響を受けた音楽として、Miles Davis(マイルスデイヴィス)の”Kind Of Blue”やAphex Twin(エイフェックスツイン)の”Ambient Works Ⅱ”を挙げていることからも、どちらかと言えば、夜にひとりベッドルームで聴くような、内気な音楽と言えます。しかし同時に、退廃的な雰囲気を持ち合わせながらも、どこか胸にすっと入ってくるようなポップセンスも感じられる(楽曲の大衆性に関しては、YouTubeの再生回数を見ればわかります)のが、非常に不思議な点です。

それは特に、Greg Gonzarezがインタビューで答えているように、自身の音楽を”medicine”(治療)のようなものだと考えており、聴いた人々にとって、ある特定の感情が喚起されて、それが(曲本来の意味が失われたとしても)自分の考えとリンクして、その曲に新たな意味が付加されていくことが、自分たちの楽曲で目指していることだと話しています。

このように、自身の音楽性を敢えてレッテルを貼ることはせず(例えイメージが付いて回ったとしても)、それぞれの解釈に任せることで、曲自体が様々な形に変化していく。このことが、CASの音楽のポップさの正体であり、彼らの音楽がここまで広く受け入れられている理由ではないでしょうか。

‘You must only listen to The Cocteau Twins and Joy Division!’”

laughs Gonzalez.

「コクトーツインズかジョイディヴィジョンだけを聴かなければならない!」

ゴンザレスは笑って言った。

自分たちの音楽が、何か特定のものやイメージに固定されるのを、いかに嫌っているかがよくわかる回答ですね。

個人的オススメ曲

“Nothing’s Gonna Hurt You Baby”

■EP、”I”に収録■

代表曲。映画「ロストイントランスレーション」が挿入された非公式のMVは最高にマッチしています。東京が舞台の映画なので、ぜひチェックしてみてください。

“Apocalypse”

■アルバム、”Apocalypse”に収録■

セルフタイトルのデビューアルバムに収録されているシングル曲。他にも”K”やEach Time I Fall In Love”などの楽曲は必聴。ちなみに前者の楽曲はGreg Gonzarezの元カノのイニシャルです。

“Crush”

■シングルリリース曲■

2018年にリリースされたシングル曲。

“Affection”

■シングルリリース曲■

2015年にリリースされたシングル曲。

 

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