次世代バンドHundred Watersのススメ|エレクトロなバンド

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Hundred Watersとは?

みなさん調子はどうですか、こんにちはです。

この記事では、Hundred Waters(ハンドレッドウォーターズ)について紹介していきたいと思います。日本ではすでにフジロックなどにも出演しているので、知っている人もいるかもしれません。と言ってもまだまだ知名度は低い方だと思うので、この機会に知っていただければと思います。

そんじゃいくぞーーー

Hundred Watersのプロフィール

Hundred Watersはフロリダで結成された、スリーピースのバンド。フロントマンは女性(この場合は女性ですが)のNicole Migilis(ニコラミグリス)で、彼女がこのバンドのボーカルとピアノを演奏しています。控えめな子供時代を過ごし、早くから家にあったピアノを弾きソングライティングに目覚め、大学ではピアノを専攻し、キャリアの初期にはコンサートピアニストとしも活動していました。ちなみに彼女の特徴的なボーカルはすべて独学で、アカデミックなトレーニングは特に受けていないようです。

他のバンドメンバーはそれぞれ、ドラムのZach Tetreault、ベースのTrayer Tryonから成り、3人とも全員子供の頃からの友人で、ともに音楽活動をしてきた仲間でもあります。Hundred Watersが結成される前はフロリダでシェアハウスをしながら、それぞれがEPなどを自主制作したり、地元を中心としてローカルな活動を続けていました。

LAのレーベル、OWSLAとの電撃契約

■契約したレーベルオーナー、Skrillexとのコラボ。シカゴのChance The Rapperも参加。■

Hundred Watersの結成後、2012年にセルフタイトルのアルバムをリリース。このデビューアルバムが辛口評論で知られるPitchfork(ピッチフォーク)のような、インディーズにおける大手メディアによって好意的に受け入れられました。

同年には、初めてのUSツアーを経験し、SXSWのようなフェスティバルにも出演を果たすなど、一部のフィールドでは、かなりの注目を集めるようになりました。そして、SXSWにおけるパフォーマンスが、Skrillexのオーナーを務めるレーベルOWSLAによって見出され、ついに契約を果たします。OWSLAはLAを拠点に置くEDMではかなり名の知られたレーベルで、そこに所属しているミュージシャンの多くはオーナーであるSkrillexと同様に、クラブライクなダンスミュージックを制作するDJがほとんどです。そんな中彼らのような、楽器の演奏を中心にしたバンド形式との契約は異例中の異例と言えるでしょう。また、Skrillexとのコラボレーション曲がリリースされるなど、OWSLAというレーベルが彼らを全面にフックアップしていることが伺えます。

バンドだが、バンドっぽくないサウンドが新しい

彼らの魅力といえば「バンドっぽくないサウンド」。バンドって聞くと、ドカドカしたドラムにめちゃくちゃ歪んだギター、叫ぶようなボーカルをイメージ(ロックのステレオタイプ)してしまいがちですが、彼らの曲は一聴すると「え、バンドなの?」と思うほど。

彼らが一時期、The XX(エックスエックス)のようなバンドとツアーを回っていたことからもわかるように、彼らの特徴的なサウンドは、00年代以降に主にUKで出現した、電子音楽やクラブミュージックをクロスオーバーさせたような雰囲気があり、また、浮遊感のあるシンセサイザーやエレクトロニックなビートプログラミングは、このバンドの「バンドっぽくなさ」に大きく寄与しているように思います。

そして何と言っても、Nicole Miglisのしぼり出すような高音ボイスがHundred Watersを決定付けており、(特別なトレーニングは受けていないことからも)彼女のボーカルは技術的な観点から見れば不完全なところもあるのでしょう、しかし、それでも補ってありあまるほどの魅力がこの声には詰まっていて、このバンドのトラックにおいても、この上ないくらい絶妙にフィットしています。

 

Hundred Watersのおすすめ曲

Firelight

個人的に一番オススメの曲。途中からのシンセの爆発感が、ダンスミュージックにおけるドロップのような役割を果たしていて面白い。セカンドアルバム”Communicating”に収録。

Forgive Me Fo Giving Up

UKを代表するロックスター、David Bowie(デヴィッドボウイ)の死に対して捧げられた楽曲。

Blanket Me

2017年にリリースされた、直近ではかなり新しい楽曲。

 

ライブパフォーマンスも定評あり

Live On KEXP

Hundred Watersはバンドなので、もちろんライブパフォーマンスにも定評があります。ぜひぜひ見てみてください。そもそも、彼らがOWSLAと契約するに至ったのも、OWSLAのファウンダーであるTIm Smith(ティムスミス)がライブパフォーマンスを見て衝撃を受けたからです。

KEXPはシアトルのラジオ。オルタナティブロックやインディーズミュージックを広く紹介しています。YouTubeのチャンネルでは定期的にこういったライブ映像が投稿されるので、チャンネル登録しておくと良いですよ(回し者ではない)。

Show Me love(Acoustic Version)

一番有名なのは、先ほど紹介したSkrillexによるRemixですが、この曲はもともと彼らのアルバムのオープニングトラックとして収録されています。

少しSkrillexのリミックスバージョンが装飾過多と思うなら、このライブバージョンを聴いてみてください。シンプルながらNicole Miglisの良さがモロに実感できます。

 

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