俺が知ってるヤバいジャズカバーを聴いてほしい

ジャズはいいぞ〜

みなさん調子はどうですか、こんにちはです。

突然ですがジャズっていうジャンルにどんなイメージを抱いていますか?そもそも知らない??まぁ本心がどうなのかはわかりませんが、おそらく若者の一般的なジャズに対するイメージは「ちょっとジジくさい」、「なんか古い音楽」とかそんなところではないでしょうか?いづれにせよ若い人が聴く音楽って感じではないですよね。

しかし

ジャズは今めっちゃ盛り上がっている(と勝手に思ってる)ジャンルだということを知っていますか?「おっさんの聴く古い音楽」という価値観が、もはや「おっさん」で「古い」ですね(これも勝手に思ってるだけ)。

2019年現在の音楽シーンは世界的にヒップホップが席巻していますが、もとはといえばジャズはヒップホップのトラックにサンプリングされていたり、そもそも同じブラックミュージックの括りに含まれるし。つまりジャズというのは、今大人気のヒップホップと親和性が非常に高いジャンルなのです。特にKendrick Lamarの”To Pimp A Butterfly”はそのヒップホップとしての完成度の高さ、ラップのメッセージ性における価値も凄いですが、アルバムに全体に漂っている雰囲気はかなりのジャズっぽさを内包していて、これはジャズを含むブラックミュージックの偉大さを、改めて世界に提示した作品とも捉えられます。

ゆえに

今こそ「ジャズ」にハマるべきです!!「ジャズ」こそが世界の先端を担っています!!

ジャズにハマったきっかけ

個人的な話になります(興味ない人は読み飛ばしていいよ☆)が、自分とのジャズとの出会いを語る上で、かのRobert Glasper大先生のことは外せません。

▶︎Robert Glasperについてはこちらの記事で詳しく解説しています。絶対に見てほしい。

彼は、アカデミックな教育を受けた、非常にクオリティの高いジャズピアニストでありながら、ジャズの持っている「ジジ臭さ」や「古さ」といった価値観を破ろうと、果敢に活動する挑戦者でもあります。ゴリゴリの黒人のジャズピアニストが、突然RadioheadやNirvana(どちらも主張強めのロック)の楽曲にジャズアレンジを施しカバーしてしまうなんて、普通に衝撃的ではないですか?(もっと知りたいなら、上記の記事見て!マジで!)

自分は彼の楽曲を初めて聴いたとき、ガッツリ衝撃を受けました。よく「体に電撃が走った」とか素晴らしい音楽に出会った時の例えとして言いますが、本当に「電撃が走った」感じでしたね。というか「こんなのアリなんだ?!」って、この曲を聴いて、ジャズというジャンルの固定概念を一発でぶち壊されましたね。

この記事を通してみなさんもジャズに対するイメージが少しでも変われば良いなと思います。というか頑張ってそういう質の高い記事を書きます。

現代のジャズ、再び尖りはじめた説

そもそも、ジャズが「ジジ臭い」、「古い」といったマイナスのイメージに固まってしまったのは何故なのでしょうか?歴史を辿れば、ジャズは特に世界大戦中の時代の若者にとっては「反抗」のしるしであり、いわばカウンターカルチャー的な立ち位置にいました。知らない人もいるかもしれませんがジャズが注目されてた昔は、最先端でめちゃくちゃ尖ってたんですね。

しかし、時代の流れというものには逆らえません。50年代からアメリカでChuck Berry(チャックベリー)やElvis Presley(エルヴィスプレスリー)に代表される、ロックンロールが台頭してきました。そして60年代以降は、アメリカではBob Dylan(ボブディラン)が、イギリスではThe Beatles(ビートルズ)が登場し、瞬く間に世界中で受け入れられると、若者の声を代弁する尖った音楽ジャンルはロックへと移行していくのです。

これ以降、ジャズはジャズというサークルの中で進化を遂げつつ、しかしメインストリームには一生上がって来ないだろうと思われていました。ベテランのジャズシンガーは「若者がジャズを聴かなくなった」と嘆いているが、自分達が再びポップスのフィールドへおどり出る努力もしないという、なんとも奇妙な状況が続きました。ここに、Robert Glasperがジャズに対して憂いているポイントがあり、彼が変えようとしている部分でもあります。

しかし2019年現在、状況は好転しつつあります。先ほど述べた、世界的なヒップホップの熱狂とそれに伴う、ジャズを含んだブラックミュージックに対する再評価。Tom Mischのようなロンドン出身の白人が、ジャズを取り入れたサウンドでヒットしたり、DisclosureがジャズシンガーのGregory Porterとコラボレーションを果たしたり、近年のポップシーン、クラブシーンには大胆にジャズが取り入れられています。この状況から、ジャズが再びメインストリームに躍り出て、また尖り始めることが期待されます

 

私的ジャズカバーセレクト

誰にでも聴きやすそうな、ジャズカバー曲をいくつかセレクトしてみました。どのようにジャジーなアレンジがなされているか理解するためにも、ぜひ原曲と聴き比べて見てください。そうすることで一層、ジャズのカッコ良さがわかりますよ。

Robert Glasper Experiment-“Lovely Day”

Lovely Day ROBERT GLASPER EXPERIMENT

■原曲:Bill Withers-“Lovely Day“■

大切なことだから、何度でも言うのですが、Robert Glasperはやっぱカッコいい。素晴らしい音楽を作っています。Bill Withersのこの曲は多くのミュージシャンにカバーされていますが、こちらのカバーが一番おすすめです。

Brad Mehldau-Blackbird

Brad Mehldau: "Blackbird"(Lennon-McCartney) -"The art of the Trio" 1997

■原曲:The Beatles-“Blackbird“■

Brad Mehldau(ブラッドメルドー)というジャズピアニストによる、ピアノソロです。Blackbirdはビートルズの楽曲で、ポールマッカートニーによるシンプルなアコースティック曲でした。こちらのカバーも同じくシンプル、Blackbirdはシンプルでなくちゃ。

Jaco Pastorius Trio-“Dear Prudence”

Jaco Pastorius Trio – Dear Prudence

■原曲:The Beatles-“Dear Prudence“■

「ジャコパス」の愛称で知られるジャズベースストです。ジャズならライブ音源に挑戦してみるのもいいですよ、その場の盛り上がりがわかるのでよりノれます。

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