Lordeのアルバム別おすすめ曲|ニュージーランド発の歌姫

Lordeとは?

Lordeとは、ニュージーランド(わかっているとは思いますがオーストラリアのすぐそばにある国です)出身のミュージシャンです。国内ではかなり有名な詩人を母に持つ彼女は11歳から作曲をはじめ、すぐにミュージシャンとしての契約を果たすなど、早熟として知られていました。13歳でプロとして育成契約をし、16歳でデビュー、17歳の誕生日が過ぎた頃にはアメリカのグラミー賞で2部門も受賞を果たすなど、ジェットコースターのように早く、輝かしいキャリアを歩みました。この記事では、そんな彼女のおすすめの曲について、記事公開時点でリリースされている2枚のアルバムからそれぞれ紹介していこうと思います。

 

アルバム別おすすめ曲

Pure Heroine|2013


言わずと知れた、Lordeの大ヒットアルバムです。17歳ながら当年のグラミー賞を2部門受賞するなど、Lordeの名を一躍世界に知らしめることとなりました。イギリスの伝説的なミュージシャンであるBurialなどの影響を公言していることから、サウンド面では重低音を意識した暗いビートが大きな特徴となっていて、とりわけ10代の若者の内面的な悩みや批判を歌ったリリックが、アメリカをはじめとする多くのリスナーの共感を呼びました。

 

“Tennis Court”

Lorde – Tennis Court

このアルバムのオープニングナンバーです。世の中のゴシップ事情をそのまま学校内での関係性に置き換えた楽曲です。

 

“Royals”

Lorde – Royals (US Version)

We’ll never be royals.

It don’t run in our blood,

私たちは王族になれないの、そういう血は流れてないから。

世の中に氾濫しているいわゆるポップソングには、”金歯に高い酒”や”クスリをやって流血する”ことや”ドレスを着てホテルを散らかす”などなど、本当の若者の生活(少なくとも彼女の出身地におけるニュージーランド)とは全く乖離しており、現実的ではないと皮肉っています。16歳の彼女にとって、そんなことは全く重要なことではないと。それよりも若者の自分たちにとっては、もっと違う”スリル”が必要だと。その”スリル”が果たして何を意味するのか具体的に語られていることはありませんが、少なくとも、この曲の大ヒットしたという事実は、世界中の多くの若者がその”スリル”について、感覚的にではあるが共感しているということの証左なのではないでしょうか。

 

“Team”

Lorde – Team

I’m kind of over gettin’ told to throw my hands up in the air
So there
両手を上にあげて、とかはもううんざりなの。

“両手を腕にあげて”とは、いわゆる昨今のEDMにおけるありがちな掛け声や煽りのことを言っているのでしょう。Lordeがここまでの名声を得たのはは、若者がもう食傷気味になっているけれどなかなか声をだして言えないことに、率先して歌っていくというスタイルではないでしょうか。誰とは言いませんが、ある有名DJの楽曲の動画に対するコメントで、”0% Reality”と書かれていたのを、思い出しました。多くの若者は意外と気づいているのかもしれませんね。

Melodrama|2017


記事公開時点での、Lordeの最新作に当たるのがこのアルバムです。前作におけるダークなR&B調のサウンドとは打って変わり、演奏面でもプロデュース面でも様々な点が、次世代のLana Del Leyと呼ぶにふさわしいようにアップデートされております。アルバム制作のクレジットにはFUN.のJack Antonoffを起用していたり、エレクトロ系のプロデューサーとして最近キているFlumeを起用したりと、ニュージーランドから出てきた超新星というイメージから、今作のリリースによって、正真正銘の世界的なミュージシャン、アーティストというポジションへと大きく羽ばたいたように思います。

 

“Green Light”

Lorde – Green Light

デビュー当時から馴染みの深いプロデューサーであるJoe Littleと共に、アメリカのロックバンドのフロントマンでもあるFUN.のJack Antonoffがクレジットされています。リリース前に彼女本人のTwitterでは「今までとは違ったものになる」と言ったようなニュアンスのツイートをしていましたが、その発言通り前作とは全く異なる、ピアノのシークエンスを含んだアップテンポでダンサブルな曲に仕上がりました。余談ですが、Tayler Swiftなどの、いわゆるアメリカのビルボードチャートを賑わすようなポップスターに数々の楽曲を提供しているMax Martinは、当初この曲がヒットするとは思っていなかったそうです。

 

“Homemade Dynamite”

Lorde – Homemade Dynamite (Feat. Khalid, Post Malone & SZA) [REMIX]

原曲はこちらですが、このKhalid、Post Malone、SZAを迎えたリミックスヴァージョンの方がかっこいいので、こちらのほうの楽曲を載せておきます。

 

“Hard Feelings”

Lorde – Hard Feelings

ミュージックヴィデオはNetflixオリジナルドラマの、「このサイテーな世界の終わり」(原題:This Is The Fucking End Of The World)の映像です。

典型的な失恋ソング、そしてそこからの回復を歌った曲です。

 

終わりに

“Yellow Flicker Beat”

Lorde – Yellow Flicker Beat (Hunger Games)

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映画、ハンガーゲームへの楽曲提供も行いました。こちらの曲もLordeらしい雰囲気が素晴らしいのでぜひ聴いてみてください。

記事公開時点では21歳とまだまだ若い彼女ですので、これからの作品がどういったものになってくるのか、非常に楽しみなところです。また、ニュージーランドには他にもオーストラリアのGotyeとの共演で知られるKimbraなど、なかなか粒ぞろいのボーカリストが生まれている国なので、これからどんなニューカマーが出現してくるのかも楽しみですね。

 

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