マシュー・コーマのおすすめ曲|女性のような魅惑のボーカル

Mattew Komaとは?

Matthew Koma(マシュー・コーマ)という男をご存知でしょうか?彼はいわゆるEDMと呼ばれるジャンルにおいて、名高い数々の有名DJたちのオリジナルソングに、ボーカリストとして度々フックアップされ、一躍その名を知られるようになったミュージシャンです。初めて聴くと、多くのリスナーは女性ではないか?と、錯覚に陥るほどの、伸びのある高音域がウリで、実際に筆者も最初は女性ボーカルだと思ってしばらく聴いていました。

この記事では、そんなマシュー・コーマの魅力的な曲について、彼のよく知られた代表的なフィーチャリングから彼が作曲家、プロデューサーとして制作に関わった曲やあまり知られていないオリジナルソングまで紹介していきたいと思います。

 

クールなボーカルが聴けるオススメ曲

Zedd-“Spectrum”

この曲自体が、ドイツ出身のDJ、プロデューサーであるZeddの代表曲のひとつであり、EDMと呼ばれるジャンルにおける、最初期のアンセムとして知られています。そして、フィーチャリングされたボーカリストは紛れもない、マシュー・コーマその人であります。

Zedd自身にとってもこの曲は、DJから作曲家へ、またプロデューサー的な位置へと脱皮し、自身のキャリアをネクストレベルまで押し上げたものであります。マシュー・コーマ自身にとっても、フィーチャリングではありながら、初めて彼のボーカルが世界的に注目される機会となり、この楽曲の大ヒットを境に、様々な有名DJやミュージシャンに、ボーカリストとしてコラボレーションの依頼を受けるようになるのです。このことからも、お互いのキャリアにとって重要なブレイクスルーとなった楽曲である、と言えるでしょう。

彼は、のちに様々なミュージシャンとのコラボレーションを矢継ぎ早にこなしていきますが、もちろん盟友としてZeddとの関係は脈々と続き、この曲がリリースされた3年後にもZeddのアルバム”True Colors”に収録されている、”Find you“で再コラボレーションを果たしています。

Hardwell-“Dare You”

いわゆるEDM系のDJとして括られるところでは、かのビッグスター、Hardwell(ハードウェル)とのフィーチャリングはぜひ聴いておきたいですね。EDMといいながら程よく生音も入りつつバランスが取れていて、かつ彼の情緒的なボーカルが、クラブだけでなく、ホームリスニングにも耐えうるような楽曲に仕上げています。

ちなみに、この曲はUKのシングルチャートで最高18位まで上昇し、このイギリスでのチャートインはHardwellにとって、初めてのことでした。何かとマシュー・コーマは、他のミュージシャンのキャリアに貢献してしまう模様です笑。というよりも、それほど彼のボーカルが世間に受け入れられる、ポピュラーなものだということでしょう(ポジティブシンキング)。

Tiesto-“Wasted”

オランダのベテランDJであるTiesto(ティエスト)とのコラボレーションもあります。もちろん曲も最高なのですが、Taylor Godfrey、Allegra Carpenter、Kassi Smithを始めとする、合計6人ものモデルが出演しているこのミュージックビデオも見逃せません。

“The Tiesto Show”と名付けられたショーが始まり、なんとマシュー・コーマとTiestoも本人役で出演しているではありませんか。60年代風の服装に身を包んだ出演者たちの様子は底抜けに楽しそうな様子です、まさにEDMの享楽的な雰囲気を体現しています。

同じく、オランダ出身のDJ、プロデューサーであるAfrojack(アフロジャック)とのコラボレーションである”Illuminate“も悪くないので、ぜひ聴いてみてください。

Alesso-“Years”

Alesso(アレッソ)とコラボレーションしたこの曲も外せません。

ゴリゴリ踊れるクラブライクなサウンドにメロディアスな雰囲気をうまく取り入れる点はAvicii(アヴィーチー)を始めとした、北欧諸国のDJ、プロデューサーの十八番と言っていいのではないでしょうか。この曲に関しても、彼のボーカルが効果的に働いています。

Giorgio Moroder-“Tempted”

彼のボーカルを扱った記事はいくつもありましたが、このイタリアのディスコキングとのコラボレーションは取り上げられていなかったので、この場を借りてぜひ推しておきます

Giorgio Moroder(ジョルジオモロダー)はDonna Summer(ドナ・サマー)などの80年代のディスコミュージックを数多くプロデュースし、またScarface(スカーフェイス)などの有名映画のサウンドトラックを手がけた超有名プロデューサーとして知られています。

現在は、年齢的にもメインストリームでの活躍はあまり見受けられませんが、フランスのロボット2人組、Daft Punk(ダフトパンク)が2013年にリリースした、”Random Access Memories”にて再びフックアップされ、再評価の機運が高まっています。

その流れも受けてか知りませんが、しっかり(ちゃっかり?笑)現代のボーカリストを数多く集めて、彼名義のニューアルバムをリリースするに至り、マシュー・コーマがフィーチャリングされたわけです。彼のボーカルとディスコという組み合わせも、意外とがっちりハマりますね

 

ソングライターとしても一流

“One Night”(ソロの曲)

あまり知られていませんが、マシュー・コーマはこれまで2枚のアルバムと8枚のシングルをオリジナルでリリースしています。いづれもインタースコープからのリリースとなっているので彼自身もメジャーレーベルに所属しているアーティストということになりますね。

この曲”One Night”はデビューシングル”Parachute“に次ぐ2枚目のシングルとなりました。特にナショナルチャートに上昇していたり、Youtbeの再生回数が何千万回、何億回といっているわけではありませんが、マシュー・コーマが好きならぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。

ミュージックビデオの冒頭でアメリカのロックミュージシャン、Bruce Springsteen(ブルーススプリングスティーン)の写真が映されるなど、彼の音楽的なルーツを垣間見ることができます。当たり前といえばそうですが、オリジナルソングは彼のより内面的な部分に根ざした内容になっているので、興味がある方はぜひ、彼のオリジナルも掘ってみてはいかがでしょうか。

楽曲提供も数多くこなしている

稀代のボーカリストとして様々な楽曲にフィーチャリングされ、ソロミュージシャンとして何枚ものシングルもリリースしていますが、なんと(もちろんと言うべきでしょうか笑)様々なミュージシャンに楽曲を提供する、作曲家としての顔も持ち合わせているのです。

“Clarity”という楽曲は、前述したドイツのDJ、プロデューサーであるZeddが女性ミュージシャンのFoxes(フォクシーズ)をフィーチャリングした楽曲で、最初に紹介した”Spectrum”と同様に、Zeddの代表的な楽曲として知られています。そして、なんとこの曲にもマシュー・コーマがソングライターとして関わっているのです。

また、彼のアルバム「True Color」からの楽曲”Addicted To A Memory“においても、作曲者としてクレジットされていることからも、蜜月の関係性がうかがい知れます。

Carly Rae Jepsen-“This Kiss”

Carly Rae Jepsen(カーリーレイジェプセン)は、ティーンエイジャーにとってのポップスターですが、だからと言って、彼女の音楽性を、ただの若者が聴く「くだらないポップソング」、と断定することはできません

辛口評論で知られ、アメリカで最も影響のあるウェブマガジンとして知られる、Pitchfork(ピッチフォーク)に彼女のアルバムが取り上げられていて、それも意外と悪くないスコアを叩き出していることからも、彼女の楽曲は、意外と硬派(笑)な音楽ギークにも一定の評価をもって受け入れられているという、興味深い状況が起きているのです。そんな彼女による上記の楽曲”This Kiss”はマシュー・コーマが楽曲提供をしました。

Far East Movement-“Turn Up The Love” Ft.Cover Drive

Far East(極東)というだけあって、メンバーの多くが日本、韓国、中国などの血を引いたアメリカ人たちによる混血グループです。マシュー・コーマのようにソングライティングで魅せるタイプではなく、よりリズムやノリを重視したグループですね。だからこそより彼のセンスが際立っているようにも思います。

 

終わりに

いかがでしたか、マシュー・コーマといえばEDMにおける売れっ子ボーカリストというイメージが強いと思います、しかし、自身も精力的に活動してシングルもリリースしているミュージシャンという一面があったり、また人気のポップスターに楽曲を提供するソングライターとしての側面があったりと、意外と(失礼か…)彼の活動は多彩であるということがわかったのではないでしょうか。

これからもZeddを始めとしたEDMと呼ばれるエレクトロなジャンルは続くと思います。しかし彼が音楽の原初体験として度々あげられている、ブルーススプリングスティーンのようなロックンロールや、パンクロックといったジャンルに傾倒した、ルーツ回帰を匂わせるような作品も、いつか聴いてみたいものですね。

 

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