MGMTのおすすめ曲|現代サイケロックの代表グループ

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MGMTとは?

MGMTは、アメリカのサイケデリックロックバンドです。00年代におけるアメリカのインディーロックシーンの火付け役として知られていて、同世代の有名なミュージシャンとしては同じくアメリカのVampire Weekend(ヴァンパイアウィークエンド)やAnimal Collective (アニマルコレクティブ)などが知られています。

この記事では、彼らのおすすめの曲について、リリースされたアルバムに沿って紹介していこうと思います。特に彼らのアルバムは作品ごとにかなり違うサウンドになっていて、その都度自分たちの取り巻く状況などに影響された作品に仕上がっているので、ぜひその変化なども楽しんでいただけたら幸いです。

 

MGMTの聴くべき曲

“Oracular Spectacular”のおすすめ



もともとは、デジタルでのリリースのみで、物理メディアでのリリースはありませんでしたがとんでもない反響があったため、急遽アルバムのリリースが決定した経緯があります。ロックバンドというよりも、シンセを重用したそのサウンドは、どちらかといえばエレクトロっぽい雰囲気も感じさせます、そもそもサイケロックバンドと言われますが、それはミュージックヴィデオなどの映像がかなりサイケに振れているからであって、サウンド自体はどちらかといえばそっち方面を連想させますね。

特にシングルの”Kids”の大ヒットは凄まじく、良くも悪くもここからずっとその呪縛に苦しめられることになるのですが、なにはともあれ”Kids”が名曲であることには変わりないし、このアルバムも現代のサイケアルバムの定番として認識されています。

 

“Kids”

MGMT – Kids (Video with Fire Intro)

彼らの言わずと知れた代表曲です。なまじこの曲がクラブサウンドっぽい雰囲気を携えているためか、この曲の大ヒットにより、以降MGMTはサイケロックバンドであるにもかかわらずダンスミュージックを演るミュージシャンとしてのイメージが定着してしまいました。

これが、永らく彼らが苦しむ羽目になる呪縛の正体です。それから解放されたかどうかは未だわかりませんが、彼らがこれ以降にリリースしたアルバムが、シンセサウンドやダンスビートが鳴りを潜め、典型的なバンドスタイルに傾倒したのも、この呪縛に対する彼らなりの回答、もしくは反発なのかもしれません。

 

“Electric Feel”

MGMT – Electric Feel (Official Video)

“Kids”と並んで、彼らの中でも広く知られた曲のひとつです。全く関係ない話になりますが、フランスのDaft Punk(ダフトパンク)はこの曲を彼らのベストソングにあげるとともに、昨今の音楽シーンで最も気に入ってるミュージシャンとしてMGMTの名前をあげています。

 

“Time To Pretend”

MGMT – Time To Pretend (Official Video)

“Forget about our mothers and our friends
We are fated to pretend”

“お母さんのことも友達のことも忘れよう

僕らは、そう空想することを運命付けられているんだ”

このアルバムのオープニングナンバーです。引用した歌詞中の”空想”とは、例えばモデルと付き合ったり、例えばコカインをやってハイになったり、例えば自分のゲロを喉につっかえて死んだりすることです、ちなみにそういう死に方をした著名なロックミュージシャンは枚挙にいとまがありません、Jimi Hendrix(ジミヘンドリックス)などがその例です。

つまり、”空想”とは典型的なロックスター然とした態度や行動のことを言っているわけなんですね、MGMTはそのことを”空想”することで、逆説的にそういったロックスターのステレオタイプを痛烈に皮肉っているわけです。

 

“Of Moons, Birds & Monsters “

MGMT – Of Moons, Birds and Monsters

MGMT=エレクトロというレッテルを打ち破れる可能性のある曲はこれくらいでしょうか。特にライブバージョンは素晴らしいの一言に付きますので、ぜひご覧ください。こちらから。

 

“Congratulation”のおすすめ



前作よりも、よりサイケデリックに、よりバンドサウンドに、またよりプログレッシブな要素も強くなってきていることから、多くのリスナーはこのアルバムに対して懐疑的な評価を向けています、というよりもこのアルバムを初めて聴いたリスナーは戸惑ったに違いないでしょう。しかしセールス面では前作を上回り、バンドのキャリアの中では最も好調だったので、一応の成功を収めることはできました。

 

“Congratulation”

MGMT – Congratulations (Official Video)

アルバムのタイトルトラックであり、最後を飾る曲です。”Conguratulation”(おめでとう)と言っている、セレブレーション的な曲かと思いますが、もしそうであれば、それは彼らのスタイルに反するでしょう。

いわゆる”Time To Pretend”(タイムトゥプリテンド)における”空想”が、ファーストアルバムの大成功によって、彼らの目の前に現実として現れた時、彼らなりの回答がこの”おめでとう”というひと言に集約されているのではないでしょうか。それが純粋に成功者に対する皮肉から、彼らお得意の逆説的な方法で、”おめでとう”と言ったのか、それとも、それらのくだらない(彼らにとっては)大成功に付随してきた誘惑に惑わされなかった、彼ら自身に対する”おめでとう”であったのか、その真相を知る術は残念ながらありません。

 

“Song For Dan Treacy”

Song for Dan Treacy w/Lyrics – MGMT

Dan Treacy(ダントレイシー)とは、イギリスのカルト的ロックバンドであるTelevision Personalist(テレヴィジョンパーソナリスト)のメンバーです。誰も知らないようなバンドですが、MGMTと親交のあるバンドで、MGMTがツアーの際にはサポートアクトとして呼んだりしているような間柄です。

 

“MGMT”のおすすめ



3作目にして、彼らのセルフタイトルです。ミュージシャンが自身のアルバムにセルフタイトルを使う時は、何かしら状況が変わっているとき、または何かしら状況を変えようとしている時に限ります。それは、The Beatlesがアバンギャルドな実験精神を追い求めすぎて、収拾がつかずパンクしそうな状況下で、原点に立ち戻り、”The Beatles”(通称ホワイトアルバム)をレコーディングしたことと非常に似ているように思います。

ファーストアルバムで、彼らはサイケバンドではなく、ダンスミュージックグループであると公然の烙印が押されたことを皮切りに、セカンドアルバムはそれらに対する彼らなりの反発心を感じさせる作品に仕上がっていました。そして今作は、彼らがミュージシャンとしての様々な状況を乗り越え、原点に立ち戻り、改めて自分たちの音楽を提示するためのアルバムです。

彼らの原点とは、シンセとダンスビートなどではなく、素晴らしい60年代や70年代のバンドサウンド、そしてサイケデリックロックです。

性懲りも無くファーストアルバムのサウンドを期待したリスナーの多くは、おそらくこのアルバムにはがっかりしたでしょう。ファーストアルバムの彼らはポップスターだったかもしれません、しかし今作の彼らは等身大です。

 

“Alien Days”

MGMT – "Alien Days" (Official Video)

この曲は、アルバムの中でもはじめにレコーディングが始められた曲で、このアルバムのシングル曲としても知られています。

 

“Your Life Is Lie”

MGMT – Your Life Is a Lie (Video)

タイトルは適当に歌詞を当てはめて歌ったのが、うまくハマったのでそのまま使用したそうです。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか、記事公開時点ではすでに、”Little Dark Age”(リトルダークエイジ)という新作がリリースされていますが、こちらは時期を見計らって、この記事を更新しようかと思っています。今はまだありませんが、気にせずよろしくお願いします笑。

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