オアシスのおすすめアルバム|聴くべき30曲 後編17~30

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Oasis(オアシス)とは?

ビートルズに最も近づいた男たち

ボリュームが多いので前編と後編に分けました、前編はこちらです。

Oasisはイギリス、マンチェスター出身のロックバンドです。90年代の、いわゆるブリットポップと呼ばれるムーブメントを代表するグループとしても知られています。ブリットポップにおける他の代表的なグループはBlur(ブラー)やPulp(パルプ)などです。

バンドのフロントマンであるNoel Gallagher(ノエルギャラガー)とLiam Gallagher(リアムギャラガー)の兄弟ふたりは、幼い頃からThe Beatles(ビートルズ)を敬愛しており、1994年にリリースしたデビューアルバムを皮切りに、The BeatlesのDNAを正統に受け継ぐUKロックバンドとして、栄光の道を歩きはじめました。おそらく彼らほど、The Beatlesに近づいたと言われるバンドは他にいないと思われます。

この記事では、そんなOasisの代表的な曲を、紹介していきたいと思います。紹介の方法として、彼らのオリジナルアルバム7枚と、コンピレーション1枚の計8枚を時系列で追っていき、そのアルバムそれぞれからオススメの曲を、数曲セレクトするという形をとります。アルバムごとに簡単なサマリーみたいな文章も載せておくので、その曲の理解を深めるために利用してくれれば良いと思います。

また、想定している読者層は特にありませんが、これから「海外のロックバンドを聴きたい」と思っている人なんかは特におすすめできるバンドだと思います。とは言っても、完全に誰でもが知っている曲で固めている訳ではないので、ある程度Oasisのことは知っている方でも楽しめるような、新たな発見のあるような選曲も心がけました。

 

Heathen Chemistry

Oasis-“Stop Crying Your Heart”

Oasis – Stop Crying Your Heart Out (Official Video)

映画”バタフライエフェクト”のエンディングに使用された曲なので、知っている人もいるのではないでしょうか。前アルバム”Be Here Now”との作風からは打って変わって、彼らのメロディセンスが存分に発揮された曲ですね。

 

Oasis-“The Hindu Time”

Oasis – The Hindu Times

Heathen Chemistry(ヒーザンケミストリー)からリリースされたシングルで、Morning Glory(モーニンググローリー)以降にリリースされたシングルの中では、最も高評価なシングルとして知られています。

ちなみに、モノクロで撮影された、ロックな雰囲気を醸し出すこのミュージックヴィデオは、The Beatles(ビートルズ)がレコーディングをしたことで有名なアビーロードスタジオで撮影されました。

 

Oasis-“Little By Little”

Oasis – Little By Little

“She Is Love”(シーイズラブ)とともにリリースされたシングルで、これらの2曲は、Oasis唯一の両A面としてリリースされたシングルです。もちろん、両曲とも兄のNoelが作詞と作曲を手がけました。

ちなみに、A面とはレコード時代の言い方で、CDにおけるシングルとカップリングの関係性がレコードにおけるA面とB面に当たります。

また、このミュージックヴィデオには、Oasisのメンバーとともに、映画Trainspotting(トレインスポッティング)などに出演している英国人俳優、Robert Carlyle(ロバートカーライル)がゲスト出演しています。

 

Oasis-“Songbird”

Oasis – Songbird (Official Video)

Oasisの曲の多くは兄のNoel Gallagher(ノエルギャラガー)が作詞作曲をしていますが、この曲は珍しく、弟のLiam Gallagher(リアムギャラガー)がソングライティングを手がけています。兄曰く、”俺が初めて認めた弟の曲”らしいですね。

 

Don’t Believe The Truth

Don’t Believe The Truth(ドントビリーブザトゥルース)は彼らの6枚目のオリジナルアルバムに当たります。このアルバムは、前作と前々作における想像以上の不発から一転して、セールス面ではUK国内のみで100万枚近く、全世界では700万枚を売り上げるなど、かなりのヒット作になりました。

また、ドラマーにThe BeatlesのRingo Starr(リンゴスター)の息子であるZak Starkey(ザックスターキー)を招聘したり、Noelがベースを弾いたり、逆にベーシストのAndy Bell(アンディベル)はギターを弾いたりと、演奏面で変化に富む作品となっています。

 

Oasis-“Lyla”

Oasis – Lyla

Lyla(ライラ)はこのアルバムのリードシングルとしてリリースされた曲です。今ではライブで演奏すると盛り上がる曲として知られており、ライブ曲になるとは予想していなかったとギャラガー兄弟も答えています。

 

Oasis-“The Importance Of Being Idle”

Oasis – The Importance Of Being Idle – Official Video

リードシングルとしてリリースされた”Lyla”に続いてUKシングルチャートの1位を獲得しており、Oasisが連続してUKシングルチャートのトップを飾るのはこれが初めてのことでした。Noelはこの曲にサウンドに関して、同じくUKのロックバンドである、The Kinks(キンクス)とThe La’s(ラーズ)に似ていると発言しています。

また、曲のタイトルはNoelがガレージを掃除している際に見つけた、同名タイトルの本からとったそうです、その本は当時の彼女のSara McDonald(サラマクドナルド)の所有物でした。

 

Oasis-“Let There Be Love”

Oasis – Let There Be Love (Official Video)

彼らの4枚目のアルバム”Standing Of The Shoulder~”にこの曲のデモテイクが初めてレコーディングされました。Oasisの曲では珍しく、1曲で兄弟2人が歌うパートが用意されています。

 

Dig Out Your Soul

このアルバムをもって、Oasisは正式に解散したので一応ラストアルバムになります。とは言っても、兄は精力的にソロ活動を行っていて、弟も初のソロアルバムを出し高評価を得ているので、いつかOasisが再結成ということは十分にあり得ます。

アルバムは今までになくサイケデリックに接近した作風です、UKのロックバンドって一枚はサイケロックに傾倒したアルバムを出しがちですよね。気のせいでしょうか。

Oasis-“The Shock Of The Lightning”

Oasis – The Shock Of The Lightning

この曲はOasisがもともと持っているエネルギッシュな部分を、できる限り残すことに成功した曲ではないでしょうか。”死ぬほど早く書いて、死ぬほど早くレコーディングした”と答えていることからも、できる限り、デモテイクが本来持っている雰囲気を損なわないようにレコーディングされたようです。

 

Oasis-“I’m Outta Time”

Oasis – I'm Outta Time

John Lennon(ジョンレノン)の”Jealous Guy”(ジェラスガイ)やThe Beatlesの”A Day In The Life”(アデイインザライフ)のコード進行に影響を受けたと言われている曲です。しかし、Liam(リアム)のインタビューにおける発言は一貫せず、”曲を作るのに9年かかった”とか”ベッドの端っこに座っている時思いついた”など、真実は謎のままです。

ちなみに。3分20秒頃から流れる男の声は、John Lennonのインタビュー音声をサンプリングしたものです。

 

The Masterplan

シングルのカップリング曲で素晴らしいのがたくさんあるのに手に入らないじゃないか、というファンの悩みを解決してくれたのが、オリジナルアルバム未収録のカップリング曲などを集めた、こちらのアルバム”The Masterplan”(マスタープラン)です。

正式なオリジナルアルバムではなく、コンピレーションという扱いにはなりますが、Oasisをよく知りたいというかたは必聴です、というか最早このアルバムはオリジナルアルバムと同じような扱いを受けている印象です。

 

Oasis-“The Masterplan”

Oasis – The Masterplan

カップリング曲ながら、UKロックによくある、”ロックバンドがやるストリングスがっつり系のバラード”では同時代のThe Verve(ヴァーブ)による”Bitter Sweet Symphony”(ビタースウィートシンフォニー)と比肩するほど、名曲なのではないかと、個人的に思っております。

アルバムタイトルなだけあって、これだけは覚えておきたいOasisの名曲ですね。

 

Oasis-“Half The World Away”

Oasis – Half The World Away (Official Lyric Video)

UKロック界の重鎮であるPaul Wellar(ポールウェラー)推薦の一曲です。女性がカバーしたバージョンがCMで一時期日本でも流れていたので、知っているという方もいるのではないでしょうか。

 

Oasis-“Stay Young”

Stay Young-Oasis [和訳]

“D’ You Know What I Mean”(ドゥユーノウホワットアイミーン)のカップリングとしてリリースされましたが、「完全にA面を食っている」、と評価されています。3枚目のアルバムで大成功を収めながらも「若くいろ!」と喝を飛ばすリアムはやっぱスターですね。

 

Oasis-“I Am The Walrus”

Oasis – I Am The Walrus (Live – album version)

The Beatlesの”I Am The Walrus”(アイアムザウォルラス)をロックアレンジでカバーしました。原曲はプロデューサーGeorge Martin(ジョージマーティン)による幻想的なストリングスが素晴らしいサイケデリックロックの名曲ですが、Oasisはよりロックらしさを追及しました。原曲よりもこちらの方がカッコいいという見方もあるほどです。

 

終わりに

Oasis-“Whatever”

Oasis – Whatever (Official Video)

この曲は、どのアルバムにも収録されていないシングルです。もともとクリスマス商戦に間に合わせるために急ピッチでリリースされました。Oasisにとって重要な曲なのでこの場を借りて紹介させていただきます。

 

めちゃくちゃ長くなってしまいましたので、やむなく前編と後編に分けさせていただきました。”ドンルク”や”Wonderwall”のような誰でも知っているような代表曲はもちろんのこと、あまり知られていない”The Importance Of Being Idle”や”Half The World Away”なども紹介できたので、初めて海外のバンドを聴くような方も、Oasisくらいならそこそこ知っているような方にも新たな発見があるような選曲ができたのではないかと、僭越ながら思っています。

また、この記事を作るにあたって、Oasisといえば2枚目の”Morning Glory”(モーニンググローリー)もしくは3枚目の”Be Here Now”(ビーヒアナウ)までのバンド、という評価を下されることが多いですが、案外それ以降のアルバムの曲も悪くない、という印象を抱きました。セールス面でも落ち込んだ時期はありましたが、なんだかんだ言って最後の方にまた巻き返しているところも含め、そこはやはり90年代を代表するロックバンド、さすがの一言に尽きますね。

まだまだOasisについて書いていきた題材もあるし、90年代全体のUKロックについても何か記事を書ければいいなと思っておりますので、楽しみに。

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