Goodな音楽が使われている映画 その1

ピックアップ

映画と音楽の関係

みなさん調子はどうですか、こんにちはです。

音楽と映画、その不朽の関係

突然ですがみなさん、映画は見ますか?

Fragmoleは音楽のウェブマガジンを標榜しているので、映画は関係ないと思うかもしれません。しかしながら、音楽と映画、このふたつは、互いに長らく不朽の関係性を築いてきた、親和性の高いメディアとして知られています。

例えば映画において、音楽は常にセットとして考えられており、ストーリーをより際立たせる要素として、また時には、映画のエモーショナルな部分をより際立たせる要素として、その重要な役割を果たしてきました。映画はシナリオの良さ、撮影技術の高さ、映像としての斬新さなどの点に焦点が置かれがちですが、音楽そのものが映画に与えてきた影響を無視するべきではありません。

また音楽においても、The Beatlesが”Hello Goodbye”(ハローグッドバイ)で初めて「ミュージックビデオ」(以下MV)という概念を一般大衆に提示して以来、映像と音楽はより密接な関係性を築くようになり、現在でも、シングルがリリースされれば必ずMVが制作され、楽曲のヒットには映画とのタイアップが欠かせなかったりと、とりわけ産業的な側面においても音楽と映画は、切っても切り離せない関係性にあると言えるでしょう。

“映画音楽”ではなく”映画に挿入された音楽”を紹介するよ

この記事では、映画に使用されているカッコいい音楽を紹介したいと思います。あくまで映画のために制作された”映画音楽”ではなく、劇中、あるいはオープニングやエンディングに挿入されている楽曲について紹介しますので、その旨は記事を読む前にご了承ください。(映画音楽についてもいつか記事書くかも。)

特にジャンルとかの固定はなく、今まで自分が観て、かっこいい使われ方しているなぁと思った映画をじゃんじゃん紹介していきたいと思います。

それじゃいくぞーーー

Goodな音楽が使われている映画

アイアムサム|ビートルズカバーがふんだんに

■監督:ジェシー・ネルソン 出演:ショーン・ペン ダコタ・ファニング■

ちょっと痴呆が入った父親サム(ショーン・ペン)と娘(ダコタファニング)の感動的なストーリー。映画も良いのですが、全編に渡って挿入されるビートルズのカバーが最高です。かの有名なLucy In The Sky With Diamonds(ルーシーインザスカイ)やStrawberry Fields Forever(ストロベリーフィールズフォーエバー)から、ちょっとだけマニアックなTwo Of Us(トゥオブアス)まで、主にビートルズ後期の楽曲がこれでもかというくらい、贅沢に使用されています。カバーもシンプルながら、原曲の良さをうまい具合に引き出していてGood。心温まりたい方はぜひご覧ください。映画自体もフツーに感動します。

ソーシャルネットワーク|ビートルズを使って皮肉る

■監督:デヴィッド・フィンチャー 出演:アンドリューガーフィールド■

またまたビートルズネタです。すいません。

この映画は、最年少のビリオネアとして一躍時の人(実際にTIME誌の”今年の人”に選出)として注目された、Mark Zuckerberg(マークザッカーバーグ)の自伝的映画であり、彼がいかにしてハーバードからFacebook創業し、億万長者となったかについて、絶妙なエンターテイメントに仕上げています。

注目すべきはそのエンディング、ビートルズの”Baby You’re A Rich Man“(ベイビーユアアリッチマン)が使用されています。しかも原曲ですよ、これはかなり気合い入ってます(ビートルズは版権が複雑なってしまったので原曲の使用が結構難しい)ね。

この曲は、John Lennon(ジョンレノン)が有名ミュージシャンになり大金を稼いだが、そんなことに意味はあるのかと「君はもう金持ちだよ!どんな気分?!」と痛快に皮肉る曲です。

映画の主人公はFacebookを創業し、大金(おそらくJohn Lennonの何倍もの)を手にしたが、大切な友人を失い(共同創業者だがクビにした)、さらには彼女とも別れてしまいました。この映画はアメリカンドリームを体現した成功物語であると同時に、成功(=金)と大切な人(=友人や恋人)の板挟みになった主人公が葛藤し、本当に大切なものを問いかけるような内容になっています。

そして、この曲のメッセージと映画の内容がきちんとリンクしているところが凄いですね。

ラスベガスをぶっ飛ばせ|ロックとギャンブルの相性は最高

■監督:ロバートルケティック 出演:ジム・スタージェス■

マサチューセッツ工科大学の天才大学生がチームを組み、ラスベガスでぼろ儲けを企てる超絶娯楽映画。この映画を見ればスカッとすること間違いなし、途中少しヤバい雰囲気が漂いますが、しっかり結末はハッピーエンドなので、最初から最後まで楽しめる良質な娯楽映画に仕上がっています。

この映画では、00年代を代表するUKのロックバンド、Kasabian(カサビアンの)”LSF”が聴けます。しかも、オリジナルではなく、アメリカのDJであるMark Ronson(マークロンソン)とコラボした、セルフリミックスバージョン。ラスベガス感(ナニそれ)が満載です。

ディパーテッド|伝説的ロックバンドとスコセッシはおなじみ

■監督:マーティンスコセッシ 出演:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン■

ディカプリオとマッドデイモンのダブル主演ですが、他にもジャックニコルソン、マークウォルバーグが出演するなど、「マーティンスコセッシの作品なら!」と言わんばかりの豪華さです。

注目すべきは、オープニングで挿入されるThe Rolling Stonesの”Gimme Shelter(ギミーシェルター)です。これはもうカッコ良すぎるので、ぜひ映画をみてください。言葉で表現できないくらいカッコいい使い方、さすがは名匠です。

マーティンスコセッシは、青年時代にストーンズのようなロックを聴いて育ち、映画監督になってからはストーンズのライブドキュメンタリーを撮ったり、ビートルズのGeorge Harrison(ジョージハリスン)の自伝映画を監督していたり、かなりのロックマニアとして知られています。

オデッセイ|宇宙へ…ちょっと感動してしまうトリビュート

■監督:リドリー・スコット 出演:マット・デイモン■

この映画では、David Bowie(デヴィッドボウイ)の代表曲、”Starman”(スターマン)が挿入歌として使用されています。

この”Starman”はZiggy Stardust(ジギースターダスト)というアルバムに収録されており、タイトルなどからもわかる通り、宇宙をテーマにしたコンセプトアルバムで、この映画も火星に行く宇宙モノですので、つながりを感じますね。さらにこの映画の公開前にDavid Bowieが亡くなったということからも、強いつながりを感じます。

もちろん、もとから曲を使用する予定ではあったのでしょうが、結果的に彼へのトリビュートとなってしまったのは、運命的であると同時に、少し悲しいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました