スクリレックスのキャリアを追う(オススメ曲多数)

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Skrillex(スクリレックス)とは?

空前のEDMムーブメントを牽引した先駆者

Skrillex(スクリレックス)ことSonny Moore(サニームーア)はアメリカのLAを代表するミュージシャンです。その実態は、DJ、プロデューサー、バンドのボーカルであったりと、様々な顔を持ち合わせています。

彼のキャリアにおいて特に知られているのは、やはりSkrillexというDJ、ミュージシャンとしての活動ではないでしょうか。彼のいわゆるレゲトンを激しくしたような”ブロステップ”と呼ばれるサウンドは、瞬く間に世界中に広まり、アメリカを中心とするEDMムーブメントの雛形を作り上げ、のちも先駆者としてシーンを牽引し続けました。

また、あまり知られていない事実かもしれませんが、彼は若干15才という若さで、当時ビルボードにもランクインしていたハードコアバンド”From First To Last”(フロムファーストトゥラスト)にボーカルとして向かい入れられます。彼のDJやプロデュースワークにおける、攻撃的で過激なシグネチャーサウンドは、この頃にルーツがあるのかもしれませんね。ちなみに、Skrillexのプロジェクトに専念するため、彼はこのバンドを脱退していますが、2017年の彼の誕生日に”Make War“(メイクウォー)という曲でプロデューサー、ボーカルとしてクレジットされています。

この記事では、DJ、プロデューサー、はたまたレーベルのオーナーなど、彼が持っている様々な側面について切り込んでいきたいと思います。

 

ミュージシャンとしてのSkrillex

Skrillex-“Scary Monsters And Nice Sprites”

Skrillex – Scary Monsters And Nice Sprites (Official Audio)

ここから、SKrillexの快進撃が始まったと言っても過言ではありません。この曲が収録されているのは”Scary Monsters And Nice Sprites”(スケアリーモンスターズアンドナイススプライツ)というアルバムで、いわゆるタイトルトラックになっています。リミックスを除くオリジナル曲の収録は6曲なので、ミニアルバム(EP)という扱いになりますが、ビルボードのヒートシーカーズ部門で急上昇するなど、Skrillexが広く注目を集めるきっかけを作りました。

ちなみにデビューアルバムは”My Name Is Skrillex“であり、このアルバムは2枚目のアルバムになります。と言っても物理メディアでのリリースはこのアルバムが初なので実質デビュー作と言ってもいいかもしれませんね。

YouTubeからのサンプリング(この曲ではこの動画からのサンプリングが大きな役割を果たしています)にドロップでの深く歪んだワブルベース、Skrillexのシグネチャーサウンドを確立させた曲でもあります。

 

Skrillex-“First Of The Year”

Skrillex – First Of The Year (Equinox) [Official Audio]

こちらは”More Monsters And Sprites”(モアモンスターズアンドスプライツ)というアルバムに収録されている曲です。”Scary Monsters~”で漏れた曲を集めた?感じのミニアルバムになっています(オリジナルはこの曲と”Ruffneck“(ラフネック)の2曲のみ)。物理メディアでのリリースもありませんので、各種ストリーミングサービスやダウンロードのみです。

個人的に、Skrillex流サウンドメイキングの最高峰をいった曲だと思っております。よりレゲトンのビートを強く感じる曲になっていますね。

 

Skrillex-“Bangarang” Ft.Sirah

SKRILLEX – Bangarang feat. Sirah [Official Music Video]

物理メディアとしては2枚目のリリースとなるアルバム”Bangarang”(バンガラング)からのタイトルトラックです。Skrillexも若干のマンネリを感じ始めたのか、このアルバムでは一気に方向転換、フロアライクなダンスミュージックという点では変わりませんが、BMPが140〜160周辺の速めの曲から、今作では110周辺まで落とすという大胆な手に出ました。

コラボレーションでも従来のダンスミュージック界隈からだけでなく、60年代の最重要ロックバンドThe Doors(ドアーズ)を招聘した曲を収録するなど、ミュージシャンとしての多彩さを見せつけました。

正直、前作”Scary Monsters~”と変わらないサウンドでこのまま行っていたら、色物程度の認識で終わっていた可能性もありました、しかし、このアルバムをきっかけとしてSkrillexはミュージシャンとして新たな境地へと足を踏み入れていきます。

 

Skrillex-“Summit”

Skrillex – Summit (feat. Ellie Goulding) [Video by Pilerats]

Skrillexといえば、過激でアグレッシブなサウンドばかり、激しすぎるのはちょっと…と敬遠している人のために、少し趣向を変えた曲を紹介しておきます。

こちらの曲は、アルバム”Bangarang”に収録されている最後の曲です、有名ボーカリストである”Ellie Goalding”(エリーゴールディング)を招聘したこの曲は、普段のSkrillexの曲からは想像つかないほど、チルな曲に仕上がっています。

実はこういったサウンドも作れてしまうんですね、 こういった雰囲気の曲では他にもWith Your Friedns(Long Drive)(ウィズユアフレンズ)Fire Away(ファイアアウェイ)Pretty Bye Bye(プリティバイバイ)などがあります。その多くはアルバムの最後を飾っている曲のようです。

 

Skrillex-“Try It Out” Ft.Alvin Risk

Skrillex & Alvin Risk – Try It Out (Official Music Video)

Skrillexの3枚目のアルバム”Reccess”(リセス)からの曲です。3枚目と言いましたが、他の2枚は曲数的にミニアルバム(EP)という扱いになるので、正式なフルレングスのアルバムはこのアルバムが初です、というわけでデビューアルバムは実質コレになるというわけですね笑。

「アルバムというフォーマットは気にしなかった」と語っている本人ですが、彼のDJセットのようにしっかりとストーリー性のある作品に仕上がっています。このころからのちのスタイルを決定づけるように、ヒップホップといったジャンルへと接近していることが伺えます。

 

DJ、レーベルを率いるオーナーとしてのSkrillex

Skrillex-“The Reason”

Skrillex – The Reason

Skrillexはレーベルのオーナーとしての顔も持っています。OWSLA(オウスラ)とNEST HQ(ネスト)といったレーベルがそれに当たります。DJはオーディエンスに対して、新しい音楽をいち早く紹介することも役割のひとつなので、DJとしてキャリアをスタートさせたSkrillexがレーベルを立ち上げるというのは、ごく自然なことなのかもしれません。

こちらの曲はNEST HQの立ち上げに際して、Skrillex自身がリリースした3曲入りのミニアルバム”Leaving”(リーヴィング)からの収録曲です。このアルバムでは彼の持ち味であるアグレッシブなサウンドは鳴りを潜めています。

 

Valentino Khan-“Deep Down Low”

Valentino Khan – Deep Down Low

Skrillexの曲ではありませんが、このValentino Khan(ヴァレンティーノカーン)による曲は、SkrillexのレーベルであるOWSLAからリリースされたものでは最大級のヒットを記録しました

リリース当時、フェスなどでは必ずと言っていいほどこの曲が流れていて、半ばアンセムに化していました。

 

What So Not-“Jaguar”

What So Not – Jaguar

こちらもSkrillex本人の曲ではありません、オーストラリア出身のデュオWhat So Not(ホワットソーノット)による曲です。片割れのFlume(フルーム)はソロとしても(というかソロの方が有名です)成功を収めていて、オーストラリアのクラブシーンを牽引する存在として注目されています。

 

Skrillex&Habstrakt-“Chicken Soup”

Skrillex & Habstrakt – Chicken Soup [Official Audio]

OWSLAはレーベルのコンピレーションアルバムを今までに数枚出していますが、こちらはその中の1枚である”HOWSLA”(おそらくハウスにフォーカスしたコンピ)のためにSKrillexが新たに書き下ろした1曲です、Skrillexはオリジナルアルバムだけを集めても、いろいろ他のところで曲をたくさん出していたりするので気をつけてください笑。

 

Skrillex&Must Die!-“VIP’s”

Skrillex & MUST DIE! – VIP's

こちらもコンピレーションアルバム”OWSLA WorldWide Broadcast”(ワールドワイドブロードキャスト)のために書き下ろされた曲です。Skrillexのチルな側面ががっつり出ている佳曲。

 

別プロジェクト、プロデューサーとしてのSkrillex

Jack U-“Mind” Ft.Kai

Skrillex & Diplo – "Mind" feat. Kai (Official Video)

Skrillexの別プロジェクトとして最も有名なのは、同じくアメリカ出身DJのDiplo(ディプロ)とのユニットであるJack U(ジャックユー)でしょう。グラミー賞を受賞したり、新年の年越しではニューヨークのMSG(マディソンスクエアガーデン)でライブをしたりと、その勢いはとどまることを知りません、もはやSkrillexもSkrillexではなくJack Uの人という認識になってしまうんではないか、という程です。

 

Dog Blood-“Next Order”

DOG BLOOD – Next Order

あまり知られていない別プロジェクトとしては、Dog Blood(ドッグブラッド)を挙げておきましょう。ドイツの有名DJであるBoys Noize(ボーイズノイズ)とのユニットです、彼はライザップのCMにが使われたりしていますね。

今では、ほぼ活動していないと思われますが、人によってはJack Uなんかよりもこっちの方がカッコいいと言っているので(YouTubeのコメ欄とかで笑)気になるかたはぜひ聴いてみてください。

 

Justin Bieber-“What Do You Mean”

Justin Bieber – What Do You Mean? (Lyric Video)

Justin Bieber(ジャスティンビーバー)の曲もプロデュースしているって知ってましたか?この曲の他には”Sorry“(ソーリー)なども手がけています。正確にはOWSLAに所属しているミュージシャンBlood Diamond(ブラッドダイアモンド)との共同プロデュースです。

 

4MINUTE-“Hate”

4MINUTE(포미닛) – 싫어(Hate) MV

筆者自身、韓国のグループをプロデュースしていることは知りませんでした、驚きですね。確かにSkrillexのインスタグラムとかってアジア人がよく写っていたりしますよね、日本も好きで度々来日しているし。

ドロップが完全にSkrillexすぎて笑えます。

 

終わりに

The Same Place

最後に、ざっくりとSkrillexのキャリアを追ったということで、上の動画をお楽しみください世界ツアーの様子や、子どもの頃の映像などなど、Skrillexの今までの旅がまとめられている素晴らしい動画で、最後には「これで冒険は終わり、ソニームーアはログアウトします」と意味深なメッセージが添えられて終わります。

この記事公開時にはまだ明らかになっていませんが、Skrillexが活動を休止するのではないかとの憶測が飛び交っています、現に今のところSkrillexはリミックスなどの活動はしているもののオリジナル曲はリリースしていません。

また、EDMという巨大なムーブメントによってダンスミュージックにスポットライトがあたりたくさんのスターが誕生しましたが、その中のいくらかは活動休止を選択しています(例えばDisclosure)、またその渦中のど真ん中にいたAvicii(アヴィーチー)は悲劇的な死を遂げています。その多くは世界中を周りライブをする中で、長時間のフライトや時差ボケによって身体的にも精神的にも疲弊してしまうことが原因です。

Skrillexもジェットコースターのように目まぐるしく移り変わっていった自分のキャリアに少しだけ休憩が必要なのかもしれませんね。

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