Tempalayのおすすめ曲|日本のサイケバンド

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みなさん調子どうですか、こんにちはです。

この記事で紹介するのは、Tempalay(テンパレイ)という日本のロックバンドです。小原綾斗(おはらりょーと)を中心として、サイケデリックロックとポップソングの絶妙なバランス感覚から放たれるその楽曲は、アンダーグラウンドシーンから話題を呼び、若手の登竜門として知られるフジロックのルーキーアゴーゴーの出演に始まり、アメリカのSXSWへの出演、そして渋谷のLiquidroomをソールドアウトさせるなど、着々とメインストリームにおいてもその名を知られるようになってきています。

個人的に、10年代後半における日本のインディーズシーンへの注目は、Suchmos(サチモス)の稀に見る成功によって活況の様相を呈してきたように感じますが、Tempalayも、音楽性は全く違えどもそういった流れからのバンドと言えるかもしれませんね。

そんじゃいくぞーーー

Tempalayとは

サイケでポップでローファイな日本のロックバンド

小原綾人を中心に結成されたロックバンド。ベースを担当していた竹内裕也が働くバーに小原が足繁く通い、そこでギターを弾いていたことがきっかけで、ドラムの藤本夏樹とともに3人で結成されました。竹内は小原を弟のように可愛がり、「週8日で会ってた」と表現するほどの仲でしたが、アメリカでのライブを経て竹内はTempalayを脱退することを決意。現在はサポートメンバーとして関わっていたAAAMYYY(エイミー)を正式にメンバーとして迎えた3人の新体制で活動しています。彼女はソロでの活動、世田谷のヒップホップグループKANDYTOWNの呂布との活動など、多方面で活躍していることでも知られています。

Tempalayの魅力は、そのメインストリームからは少しハズれたような音楽性にあります。小原が尊敬するアメリカのサイケロックバンド、Unknown Mortal Orchestra(アンノウンモータルオーケストラ)からの影響は色濃く、ドラムの質感から、行き過ぎない絶妙なサイケ感まで、かなり意識していることが伺えます(”Multi Love“)。

また日本のミュージシャンでは、ゆらゆら帝国の坂本慎太郎やPetrolz(ペトロールズ)の長岡亮介を敬愛しており、彼らのように、武道館や何万人も動員できるようなスタジアムではやらないが、自分の好きな時に音源をリリースでき、自分の好きな時にライブをやれば数千人規模でソールドアウトできるような、いわばナンバーワンではなく、オンリーワンで時代に左右されないようなバンドになることを標榜しています

 

目指すはスター??彼らの行く末とは??

Tempalayの面白いところは、アンダーグラウンドに安住することなくポップスのフィールドにおいても貪欲に成功を求めている点にあるのではないでしょうか。「バンドメンバーがそれぞれ月50万円もらうことが目標」、「売れなくても良いなんて思ってない」という発言からもわかるように、彼らのサウンドはどちらかといえば必ずしもメインストリーム受けするとは限らない楽曲ですが、常に自分たちの音楽性や精神性を保ちつつ、それらをどのようにより多くのオーディエンスへ響かせ、どのようにポップスのシーンにおいて表現していくかを考えています。

彼らのように、近年のシーンから盛り上がってきた新世代のバンドは、多くが自分たちの目指すべき方向性やキャリアをしっかりと考えていて、メディアに取り上げるときにも彼らなりのスローガンを表明していたりしますよね、こういう「絶対成功する!」みたいな気概はめちゃくちゃかっこいい。Suchmosはしばしば地元”ハマスタ”での凱旋ライブを目標に挙げているし、D.A.NはフジロックやLiquidroomへのライブのタイミングを明確にプランしていたり、もはやこの世代は「売れないこと」がカッコいいという謎の価値観を、寒くてダサいものだと一蹴しているようにさえ思えますね。

Tempaleyに関しても、決して、自分たちの音楽性や精神性をおざなりにした上に、売れ線を狙うだけでなく、”どうしよう”は彼らが今現在できる精一杯のポップソングと語っていることからも、自分たちが素直に表現できる範囲内で、いかに“小さくまとまらず”、常により多くの人々へ音楽を聴かせるロックバンドを目指していることがわかります。

 

私的セレクト”5曲”これ聴けばOK

“革命前夜”

■Gapとのコラボレーションによって制作された楽曲、”From Japan2“に収録■

アパレルブランドのGAPによる、”1969 Project”のキャンペーンでリリースされた楽曲です、今では彼らの代表曲として認知されていますね。1969年はGAP創業の年でありますが、同時に1960年代という時代は、多くの国々が革命を起こし自治を勝ち取った記念碑的な年代でもあります。そんな意味も込めてのタイトルなのでしょうか。

“New York City”

■収録アルバム”5曲“は、それぞれアメリカの都市がテーマになっています■

MVはニューヨークの煌びやかな夜の街が映し出された、最高にチルな雰囲気で包まれています。ボーカルすらも、エフェクトの深くかかったアンビエントなギターサウンドに同化しているようで、まるで明確なメロディが無いかのような、なんとも言えない浮遊感を生み出しています。と思ったら、後半に一気に歪んだギターソロが畳み掛けてくる展開は驚きです。初見ではなんて言っているのかわかりますか?典型的な歌詞がわからない系のボーカルですね。

“どうしよう”

■アルバム”21世紀より愛を込めて“に収録。■

彼らが現時点で、ポップスのフィールドにおいて表現し切れる最大限の楽曲として語られています。この曲が韓国の人気グループ防弾少年団にツイートされたり、YouTubeでの再生回数が100万を突破するなど、まさに彼らの思惑通りにいった曲と言えるでしょう。

“Made In Japan”

■アルバム”From Japan“に収録。■

活動初期は、日本には見向きもせず海外のインディーズレーベルにデモテープを送りまくってたと言っていますが、まずは日本で、特にアジアのバンドとして注目されなければ意味がないと気づき、そこから世界へ進出する足がかりを得ようと考えました(それに英語喋れないから無理だと思ったらしい笑)。

そんな彼らの野望が垣間見える、尖ったタイトルですね。

“Love My Car”

■同じくアルバム”From Japan“に収録■

80年代フィーリング満載のカラオケを模したMVが、いい感じの雰囲気を演出していますね。

 

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