ケミカルブラザーズのおすすめ|ロックとダンスの融合 前編

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The Chemical Brothersとは?

※この記事には後編があります、後編は明日公開です※

The Chemical Brothers(ケミカルブラザーズ)とは、イギリス出身のダンスミュージックデュオです。90年代における、主にイギリスを中心として巻き起こった、ロックンロールのビートとテクノやエレクトロニックミュージックを融合した、”ビッグビート”と呼ばれるジャンルの代表的なミュージシャンとして知られています。

彼らの音楽は、サンプリングを使用したヒップホップのようなスタイルから、ロックンロールやテクノミュージックまで多岐に渡ります、その雑多性は、まさにイギリスの音楽的文化が産んだ、大きな特徴と言えるのではないでしょうか。

ちなみに、彼らはマンチェスター出身であり、同じく90年代に出現したロックバンドのOasisと同郷であります。その縁もあってか、ボーカルのNoel Gallagher(ノエルギャラガー)とは2回に渡って、コラボレーションを果たしています。

この記事では、彼らのおすすめ曲について、リリースされたオリジナルアルバムの時系列に沿って、紹介していこうと思います。なお、この記事は前編と称して、彼らのオリジナルアルバム8枚のうち4枚までを紹介させていただきます。

 

The Chemical Brothersの聴くべき曲

Exit Planet Dustのおすすめ

1995年にリリースされた、彼らの記念すべきデビューアルバムです。ビートのサンプリングやループの使い方からも、すでに彼らがロックンロールとダンスミュージックをクロスオーヴァーしたサウンドを志向していることがわかりますね。ところどころラフな雰囲気が見られるのもデビュー作ならではといった感じです。

また、彼らはもともと”The Dust Brothers”(ダストブラザーズ)という名義で活動していましたが、既に名前を使用している同名のグループがアメリカにいたため(David Fincherなどの映画音楽を手がけている)、今作に収録されている”Chemical Beats”(ケミカルビーツ)にちなんで、今の名前になりました。

 

“Life Is Sweet”

The Chemical Brothers – Life Is Sweet

このアルバムからのシングル曲です。

 

“Leave Home”

The Chemical Brothers – Leave Home

この頃から、既に彼らのシグネチャーサウンドがほぼ確立していたことが、わかりますね。

 

Dig Your Own Holeのおすすめ

今作はThe Chemical Brothersのセカンドアルバムであり、ダンスミュージックとしては異例のUKアルバムチャート1位を獲得し、彼らの名が広く知られるようになった出世作としても知られています。

OasisのNoel Gallagherをはじめとして、外部のミュージシャンとのコラボレーションが目立つ今作は、他にもBeth Orton(ベスオートン)やMarcury Rev(マーキュリーレヴ)のJonathan Donahue(ジョナサンドナヒュー)などが招聘されています。サウンドは、今までになく圧倒的なレイブ感とサイケデリックな雰囲気が満載で、それが、今でもこのアルバムを彼らのベストアルバムとして挙げられる事の多い、ひとつの大きな理由でしょう。

 

“Block Rockin’ Beats”

The Chemical Brothers – Block Rockin' Beats

ロックなリフから始まるこの曲は、今作の幕開けに相応しいオープニングナンバーです。この印象的なベースリフはThe Crusaders(クルセイダーズ)の”The Well’s Gone Dry“(ウェルズゴーンドライ)をサンプリングしています。また、このベースラインはPink Floyd(ピンク・フロイド)の”Let There Be More Light“(レットゼアビーモアライト)と酷似していることが指摘されています。

 

“Setting Sun”

The Chemical Brothers – "Setting Sun" (Official Video) HD

言わずとしれた、OasisのNoel Gallagherとのコラボレーション曲です。明らかにThe Beatlesのサイケデリックソング”Tomorrow Never Knows”(トゥモローネバーノウズ)を意識した作風は、多くの批評家から、”現代版Tomorrow Never Knows”だと好意的に迎えられました。

この曲の歌詞は、Oasisのリリースされていないデモ音源である”Comin’ On Strong“(カミンオンストロング)をベースとして、たったの一晩で完成されました。

 

“Where Do I Begin”

The Chemical Brothers-Where Do I Begin

Beth Orton(ベスオートン)を大胆にフィーチャーした、今作のシングルカットです。UKのシングルチャートでは2位に到達するなど、ヒットを記録しました。また、この曲はハリウッド俳優であるTom Cruise(トムクルーズ)主演のVanilla Sky(ヴァニラスカイ)や、同じくハリウッド女優のCharlize Theron(シャーリーズセロン)主演のMonster(モンスター)など、映画のサウンドトラックとしても使用されています。

この曲から、シームレスに最後の”My Private Psychedelic Reel“(マイプライベートサイケデリックリール)に繋がる流れは、素晴らしいの一言に尽きるクライマックスなので、ぜひアルバムを手にとって聴いてみてください。

 

Surrenderのおすすめ

彼らの3作目のアルバムに当たります、前作に引き続いてNoel Gallagherがフィーチャリングされていることからも、彼らのアルバムの中でもかなり有名な部類に入るのがこの作品です。

ボーカルをフィーチャーした歌モノもありますが、ダンスミュージック向けの、クラブライクなサウンドの曲がしっかり入っているのも見逃せない点ですね。いい意味でバランス感の優れたアルバムに仕上がっているので、The Chemical Brothersを初めて聞くのであれば、このあたりから入ってみるのがいいかと思います。

 

“Music: Responce”

Music: Response – The Chemical Brothers

このアルバムのオープニングナンバーです。わかりづらいですがNicole Wrayの”Make It Hot“(メイクイットホット)をサンプリングしています。

 

“Let Forever Be”

The Chemical Brothers – Let Forever Be (Official Music Video)

三菱地所のCMに使われていたことがあるので、おそらく日本で一番知られているのは、この曲になるのではないでしょうか。ボーカルは前作の”Setting Sun”に引き続きNoel Gallagherが歌っています。こちらの曲も”Setting Sun”ほどではありませんが、The Beatlesの影響を感じる雰囲気がありますね。Oasisのギャラガー兄弟がThe Beatlesの偏執的なファンであることを考えれば、あまり不思議ではないですね。

 

“Hey Boy Hey Girl”

The Chemical Brothers – Hey Boy Hey Girl OFFICIAL VIDEO

リリースされると、瞬く間に彼らのアンセムとして定着した曲です。サンプルはRock Master Scott And The Dynamic Threeの”The Roof Is Fire“(ルーフイズファイア)という曲を使用しています。

 

Come With Usのおすすめ

2000年代に入って初めてリリースされたのが、今作に当たります。特にこのアルバムで目新しいことをやっているわけではないですが、今まで培ってきたものをしっかりと改めて出し切った、90年代の彼らを総まとめしたような内容になっています。

 

“Star Guitar”

The Chemical Brothers – Star Guitar (Official Music Video)

The Chemical Brothersを代表する曲のひとつとして知られています。この印象的なミュージックヴィデオはイギリスの映像作家であるMichel Gondly(ミシェルゴンドリー)によって撮影されました。彼はミュージックヴィデオの作家として有名で、他にも”Let Forever Be”などを手がけ、他ミュージシャンではRadiohead(レディオヘッド)やBjork(ビョーク)との作品で知られています。また映画も作っていて、2004年に公開された”Little Ms.Sunshine”(リトルミスサンシャイン)はアカデミー賞を受賞しました。

 

“The State We’re In”

Chemical Brothers – The State We're In

“Dig Your Own Hole”でのコラボレーションに引き続き、Beth Orton(ベスオートン)は今作でもボーカルとして招聘されました。

 

“The Test”

The Chemical Brothers – The Test (2003 – Remaster)

このアルバムのハイライトとしても名高い曲です。フィナーレを飾るのに相応しい雰囲気の曲ですね。

 

※この記事には後編があります、後編は明日公開です※

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