Thom Yorkeのソロワークカッコ良すぎ問題|オススメ曲あり

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みなさん調子どうですか、こんにちはです。

この記事では、Thom Yorke(トムヨーク)について紹介していきます。誰?と思った方に一応説明しておきますと、彼は90年代を代表するUKのロックバンドであるRadiohead(レディオヘッド)のフロントマンとして知られています。

知名度で言ったら、もうギャラガー兄弟に並ぶほどのUKにおけるロックスターだと思うので、ぜひこの機会に覚えてしまいましょう。ちなみにロックスターあるあるの低身長タイプ(167とかだった気が)で、昔は金髪碧眼のイケメンボーイでしたが、今や生え際の後退に抗えない悲しいオジさん(ただ音楽はめちゃくちゃカッコいい)になってしまいました。

▶︎Radioheadのオススメ曲については前編後編の記事があります。ぜひご覧ください。

なので今回はRadioheadの曲ではなく、彼のソロワークに焦点を当てていきたいと思います。

そんじゃいくぞーーー

Tom Yorkeのソロワーク

Radioheadだけじゃないぞ!

先ほども紹介した通り、Thom YorkeはRadioheadのフロントマンですが、ソロ活動も活発に行なっています。Radioheadと言えば、それだけで世界的フェスのヘッドライナーを務められるほどのビッグネームですが、意外とそれぞれの活動も熱心に行なっています

Thom Yorkeに関してはソロワークの他にも、彼らの作品のほぼ全てを手がけるプロデューサーのナイジェルゴドリッチ、レッチリのベーシストとして知られるフリーとともに結成したスーパーバンド、Atoms For Peace(アトムスフォーピース)でのサイドプロジェクトもよく知られているし、ギターのJohnny Greenwood(ジョニーグリーンウッド)に至っては、Radioheadにとっては馴染み深いPaul Thomas Anderson(ポールトーマスアンダーソン)監督の映画音楽を代表とし、様々なフィルムスコアを手がけていますね。

このように、Radioheadというバンドは彼らの楽曲以上に、それぞれのソロワークもめちゃくちゃ豊富なわけです。それもRadioheadとは全く異なるアプローチで楽曲を制作しているから面白い。もし彼らのソロワークやサイドプロジェクトを聴いたら、絶対にRadioheadの作品とはわからないでしょうね(近年のRadiohedの作品はThom Yorkeに寄ってきていますが笑)。

Thom Yorkeの音楽性について

さて、Thom Yorkeのソロワークはどんな音楽性なのか書いておきましょう。

大きな特徴としては、Radioheadの諸作品で見られるバンドサウンド、特に歪んだギターや典型的なロックスタイルは鳴りを潜めていて、その音楽性は、とりわけミニマルなクラブサウンドに影響を受けた、ダンスミュージック的アプローチを展開しています。

元来Radioheadは、いわゆる90年代における”ブリットポップ”と称されている典型的なロックバンド達とは、相容れないスタイルで知られています。確かに90年代UKロックにおいて、OasisやBlurは同じ文脈で語られることがほとんどですが、RadioheadはUKにおけるひとつの”例外”として語られることが多いですよね。

現にThom Yorkeは、90年代のブリットポップに関連するものをひどく嫌っていて、そういうUK的すぎるバンドとは関わらないスタンスを取っています。ブリットポップ勢が、いわゆる伝統的なUKのロックバンド(ビートルズとか)をルーツとして挙げるのに対して、Thom Yorkeが気に入っている音楽は、Aphex Twin(エイフェックスツイン)などのいわゆるWARP(アメリカのダンスミュージック系のレーベル)系列に分類される、”踊らない”ダンスミュージックや、ロンドンに脈々と受け継がれているアンダーグラウンドなクラブカルチャーです。

Burial(ベリアル)はロンドンのアングラクラブカルチャーを象徴する存在ですが、Thom Yorkeは彼と楽曲を制作し、”Ego“と”Mirror“をリリースしていています(ちなみにFour Tetも共同で参加しました、彼もまたロンドンのクラブシーンを牽引する存在)。またBoiler Roomでは、Aphex Twinを含む、彼がフェイバリットに挙げるクラブサウンドをミックスしたDJセットを披露していたりします。いかに彼の音楽に対する興味が、”ロック”的なものではないところにあるかがわかりますね。

したがって彼のソロワークは、Radioheadでは実現していなかった、彼のダンスミュージックやクラブカルチャーに対する興味や想いが結実したもの、と言えます。

外せないオススメ曲

“The Eraser”

■アルバム”The Eraser“のタイトル曲■

記念すべきファーストソロアルバム。ジャケットがAtoms For Peaceの”Amok”っぽい。

“Black Swan”

■アルバム”The Eraser“に収録■

 

“A Brain in a Bottle”

■アルバム”Tomorrow’s Modern Boxes“に収録■

MVの踊りは、Radioheadの楽曲である”Lotus Flower“の続きみたいに見えますね。

“Guess Again!”

■アルバム”Tomorrow’s Modern Boxes“に収録■

このアルバム”Tomorrow’s Modern Boxes”は、ビットトレントと呼ばれるファイル共有ソフトウェアに6ドルという激安価格でダウンロードリリースされ、1週間でミリオンを達成しました。

Spotifyのようなストリーミングサービスは、アーティストに対して十分な報酬を支払っておらず、このことによって若いアーティストの目が摘まれてしまう、という問題提起を行なっています。これにはプロデューサーのナイジェルゴドリッチを始めとした、様々なミュージシャンがTwitter上で賛同し、大きな話題を呼びました。

“Suspirium”

■アルバム”Suspiria“に収録■

正確にいうと彼のソロアルバムではないかもしれません。と言うのも、このアルバムは同名のホラー映画のために制作されたサウンドトラックだからです。

相変わらず、Thom Yorkeの弱々しいボーカルにピアノという組み合わせは抜群の相性ですね。

“Not The News”

■アルバム”ANIMA“に収録■

ミニマルな展開ながら、だんだんと盛り上がっていく構成がかなり聴きやすい楽曲にしています。Thom YorkeのソロワークはRadioheadの(特に初期作の)音楽を期待して聴くと肩透かしを食うので気をつけてください、この曲は比較的聴きやすいのでオススメです。

“Dawn Chorus”

■アルバム”ANIMA“収録■

Paul Thomas Anderson(ポールトーマスアンダーソン、以下PTA)という映画監督が、このアルバムの楽曲を使用した短編映画を製作し、Netflixで独占配信していますね。その映画はメタファーに富んでいて理解するのが難しいですが、Thom Yorkeや彼の奥さんが出演していたりするので、ファンの方は一度見てみるといいですよ。

ちなみにPTAのことは、Johnny Greenwoodが映画音楽を手がけていることで先ほど紹介しましたが、アカデミー賞にノミネート経験もある、かなり有名な映画監督です。”ゼアウィルビーブラッド”は個人的にオススメです。面白いですよ。

 

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