ロックのアイコンとなった人物たちをまとめてみた(UK版)

 

みなさん調子はどうですか、こんにちはです。

世の中には、時代を象徴する人物がいますよね。それは、アイコン、カリスマ、天才と呼ばれるような人たちです。ちなみに「20世紀」という時代を象徴する人物として、アメリカのTIME誌はドイツ出身の物理学者、Albert Einstein(アルバートアインシュタイン)を選出しました。特殊相対性理論を提唱した学者だということは、理系や研究者でなくとも知っているはずです。

彼の残した功績が、20世紀という100年間の時代を生きた多くの人々にとって、最も重要で、その時代を表すもの認識されているということであり、その事実が彼を20世紀のアイコンたらしめているのです。

そしてアイコンは、音楽という歴史においても、同じく存在します。音楽の歴史におけるアイコンとは、因習を嫌い、常に時代に対して疑問を呈し、まだ大衆が聴いたことのないような音楽を創造する人のことです。この記事では、そんなロックの歴史において、おそらく今後もずっと人々の心に残り続けるような、UKロック史におけるアイコンを、年代別に紹介していきます。

UKロックのアイコン(年代別)

60年代:John Lennon

正直、Paul McCartney(ポールマッカートニー)と迷いました。同じようにイギリスの港町から出てきた不良であり、同じようにアメリカのロックンロールの洗礼を受けた若者であり、同じように後に語り草となる、数々の名曲を作った天才だからです。

このふたりは間違いなくバディであり、そのどちらかが欠けてもいけなかったのです。だから、当時のアルバムの作曲クレジットに倣い、Lennon-MacCartney(レノン=マッカートニー)にしてしまおう、なんてことも頭をよぎりました。しかし何がアイコンか決めるのか、それはその人の生き様です。John Lennonの人生はジェットコースターのような上昇と下降を繰り返す、危険極まりないものでした。母に捨てられるという状況で彼の人生は始まり、3人の男たちと出会い、別れ、日本人と結婚をし、ニューヨークに移住する。そして殺された。

どれだけの聴衆が、彼の人生に魅了されたことでしょうか。誤解を恐れずに言えば、彼は今でも最高のアイコンであり、人々は、これからもこのロックスターに憧れ続けるでしょう。

70年代:Sid Vicious

彼が持っているヴィジュアル(めちゃくちゃイケメンだった)、Vivian Westwood直系の過激なファッション、楽器に技術など無用だと一蹴し、世界中のキッズを熱狂させた、その挑発的で危険なアティチュード、全てがイかれてる圧倒的なアイコンです。

バンドマンというより、ミュージシャンというより彼は思想家です。それも「危険」な思想家です。駅前のおばあちゃん捕まえて、小銭を稼いでいるその辺の新興宗教が吹き飛ぶような、とんでもない思想をひっさげて、それを世界に提示してしまったのです。彼が生み出した、この「パンク」という思想は、ロックのみならず、ヒップホップからクラブカルチャーまで、多方面に影響を及ぼし続けていて、今でもこの「パンク」という思想は、音楽の根本的な部分を支えるため、脈々と受け継がれています。

80年代:Ian Curtis

いかにも不健康そうな顔をしたこの男は、Joy Division(ジョイディヴィジョン)のボーカルとして知られています。Sex Pistoles(セックスピストルズ)のライブに感銘を受けバンドを結成、マンチェスター出身ということもあり、のちの後続に大きな影響を与えたことからも、UKロック史における正統的なアイコンと言えるでしょう。

普段は穏やかだが、ライブ中にはまるで人格が変わったようになる狂った姿や、文学青年である彼が紡ぐ詩的な歌詞はカルト的な人気を博しました。生涯、てんかんや躁鬱に苦しみ、1980年に自殺。

90年代:Liam Gallagher/Noel Gallagher

UKロック史における最後の狂乱、ブリットポップの代表格であるOasis(オアシス)のフロントマンです。いや、ブリットポップはハイプだった。当時のトニーブレア政権に利用された悲しい物語、などなどギャラガー兄弟を取り巻いていたブリットポップというムーブメントは、今でも賛否両論があることでしょう。確かに、Liam Gallagher(弟、眉毛がもっとゲジ眉な方)がkate Moss(ケイトモス)とツーショットで、アメリカのVanity Fair誌の表紙を飾ったのは、今見てみると少しヘンテコな感じがします。

しかし、ギャラガー兄弟が90年代を象徴するアイコンであることに、疑いの余地はありません。マンチェスターの労働者階級という出自から一気にスターダムにのし上がり、1996年のネブワース公演では、2日間で延べ25万人を動員しました。日本最大のフェス”フジロック”ですら3日間合計で12万人ほどしか集まらない(しかもこれで最高記録)のだから、この数字がいかにも桁外れなのかがわかるはずです。

00年代:Alex Turner(?)

正直に言うと、90年代以降のUKロックは下降線を辿っているので、アイコンと呼べるほどの逸材は存在しません。しかし90ではキリが悪いので、きっちりと00年代までやりましょう。

00年代のUKロックにおいて、もっともアイコンに近いような存在感を放っているのは、Artctic Monkeys(アークティックモンキーズ)のフロントマン、Alex Turner(アレックスターナー)ではないでしょうか。どことなく猿っぽくて可愛らしい顔立ちは、Paul MacCartneyを思わせるし、デビュー当時のFred Perryのポロに、デニムとコンバースのスニーカーというスタイルは、非常にUKロック感が出ててGOOD。彼らのファーストアルバムは、ポップなギターロックで、バンドサウンドの真髄が聴けます。(最近はなんかアメリカ人みたいなマッチョになってるけど…)

コメント

タイトルとURLをコピーしました