ロックのアイコンとなった人物をまとめてみた(US版)

みなさん調子はどうですか、こんにちはです。

世の中には、時代を象徴する人物がいますよね。それは、アイコン、カリスマ、天才と呼ばれるような人たちです。ちなみに「20世紀」という時代を象徴する人物として、アメリカのTIME誌はドイツ出身の物理学者、Albert Einstein(アルバートアインシュタイン)を選出しました。特殊相対性理論を提唱した学者だということは、理系や研究者でなくとも知っているはずです。

彼の残した功績が、20世紀という100年間の時代を生きた多くの人々にとって、最も重要で、その時代を表すもの認識されているということであり、その事実が彼を20世紀のアイコンたらしめているのです。

そしてアイコンは、音楽という歴史においても、同じく存在します。音楽の歴史におけるアイコンとは、因習を嫌い、常に時代に対して疑問を呈し、まだ大衆が聴いたことのないような音楽を創造する人のことです。この記事では、そんなロックの歴史において、おそらく今後もずっと人々の心に残り続けるような、今回はUSロック史におけるアイコンを、紹介していきます。(UK版とは違い、今回は年代別ではありませんので、その旨を理解した上で読んでください。)

▶︎UKロック版についてはこちらにまとめました。ぜひご覧になってください。

 

USロックのアイコン

Jimi Hendrix

Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)60年代のギタリスト。”ウッドストック”での伝説的なライブパフォーマンス、オーバードーズによる悲劇的な死など、彼をアイコンたらしめるエピソードは枚挙にいとまがありません。彼のギターの腕前、そして革新的なプレイの数々は、当時の音楽業界に衝撃を与え、当時の有名ギタリストたちに「もう俺は失業だ」と思い知らせたほど。

Voodoo Child“、”Purple Haze“など、多くの名曲をリリースしてきましたが、やはり彼の真骨頂はライブパフォーマンスなので、ぜひ一度はライブ映像、ライブ盤を拝見しておきたいところです。

Bob Dylan

彼は生粋のフォークシンガーであるので、このテーマにはもしかしたら相応しくないのかもしれません。しかし、60年代当時のロックというジャンルに、メッセージ性を与え、より深みのある音楽へと進化させ、彼自身も慣習に囚われず、アコースティックギターからエレクトリックギターへ持ち替えるなど、常に進化を続けました。この前進的、革新的な精神性を”ロック”と呼ばない人が一体どこにいるのでしょうか?

60年代において、ロックは「不良の聴く音楽」でした。しかし、彼がそのイメージに一石を投じ、そのロックが内包するメッセージ性に志向し、ロックの価値をアートにまで昇華させるために、大きな役割を担ったのを忘れてはなりません。

Bruce Springsteen

Bruce Springsteen(ブルーススプリングスティーン)は”明日なき暴走”や”Born In The USA”で知られるアメリカのロックスターです。出で立ちやファッションから何まで、典型的なアメリカのロックスター像を体現したような人物で、その声を腹の底から出すような、全力歌唱は多くのロックファンを魅了しました。

小学生の頃、音楽の授業でUSA for Americaの”We Are The World”を聴いた時、初めて彼のボーカルを知りました。反射的に「これがロックか…」と理解すると同時に、クラスのひょうきんが彼のボーカルを真似していたのを思い出します。クセ強いですもんね。

Axel Rose

Axel Rose(アクセルローズ)はGuns N Rosesというアメリカのハードロックバンドのボーカルです。ギタリストであるSlush(スラッシュ)のレスポールから繰り出されるハードなサウンドと同時に、彼らが作り上げる取っつきやすいメロディアスな楽曲の数々は、90年代のハードロックを代表するサウンドとして見なされています。

今では肥えたブ…少しふくよかになってしまったようですが、人気絶頂期の彼は、めちゃくちゃなイケメン、ハリウッド俳優とかにいても違和感がないくらいの美男子でした。次に説明する(と言っても説明不要なほど有名な)Kurt Cobain(カートコバーン)とは火と油の関係、犬猿の仲であったことはあまりにも有名です。

Kurt Cobain

フランネルのシャツ、破れたジーンズ、コンバースのジャックパーセル、90年代のアメリカのロックにおけるこれらのイメージは、すべからずこのKurt Cobain(カートコバーン)という狂気的な天才によって作り上げられたものです。

ギターとはあなたにとって?との問いに「死んだ木」と回答し、来日公演では「真珠湾攻撃の復讐に来た」と発言。イギリス、レディングでのライブパフォーマンスでは、患者のような服装で車椅子に座り登場。彼の過激な発言や行動は数え切れないほどあり、ネット上で探せばいくらでも出て来ます。しかしながら、大切なのはそこではありません。

最も重要なことは、彼がリリースした、たった3枚のアルバムが、今でも、世の中に漠然とした不満を持った世界中の若者たちの心を掴んで離さない、ということです。彼が作った”Smells Like Teen Spirit“の価値を、どれだけの枚数を売り上げたのか、どれだけラジオでプレイされたのか、という方法で算出しようと試みるのは、もの凄くナンセンスなことです(と言ってもめちゃくちゃな枚数を売ってるわけですが)。この曲の本当の価値は、リリースされた1991年から一切の輝きを失わず、むしろ日を追うごとにその輝きを増し、今もなお10代の魂を代弁し続けている、という点にあるのですから。

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